ベタのフレアリングは美しさを堪能するためではなく、ベタの健康を保つために必要なこと。ベタのオスを飼育するのであればフレアリングは必須!だけど、何の知識もなくフレアリングをさせるのはとっても危険です。本来ベタの健康を保つために行うフレアリングが、逆にベタの健康を害することになってしまいます。
大切な家族であるベタと長く一緒に過ごすためにもフレアリングがなぜ必要なのかをしっかり理解して正しく行うことが大事です。
ということで、今回の記事では、これからベタを飼育する方、すでにベタをお迎えてフレアリングについて詳しく知りたい方に向けて、フレアリングを徹底解説していきます。
ベタを複数飼育していても単独飼育していてもできるフレアリング方法も紹介していますよ!
本記事の「ベタ」はワイルドベタ以外の品種改良されたベタを指します。
目次を開いて気になるところから読み進めてくださいね。
- そもそも、ベタのフレアリングとは?オスもメスもするの?
- ベタのオスはなぜわざわざフレアリングをさせる必要があるの?
- ベタのフレアリング、メリット・デメリット
- ベタのフレアリング、3つのやり方
- ベタのフレアリングをさせる頻度と長さ(時間)は?
- ベタのフレアリングをしてはいけない時期とフレアリングの2つの注意点
- ベタがフレアリングをやめない・しすぎる理由・対処方法
- ベタがフレアリングしない理由・対処方法
- 水槽で孵化したオスはいつからフレアリングをさせる?
- ベタがフレアリングをきっかけにヒレを損傷してしまったら?ヒレは再生する?
- ベタのヒレが癒着(固着)してしまったときの対処方法
- ベタのフレアリングを上手に撮影する方法
- 終わりに
そもそも、ベタのフレアリングとは?オスもメスもするの?
ベタのフレアリングとはこういうこと!
ベタのフレアリングとは、ベタが普段はたたんでいるエラやヒレを大きく広げて小刻みに震わせる動作のことです。普段たたまれているエラやヒレを広げる姿はとても美しいですね。
ベタがどんな時にフレアリングをするかと言えば、次の2つ。
- ベタが他の魚を威嚇するとき
- オスがメスに求愛するとき
1.ベタが他の魚を威嚇するとき
水槽飼育の場合、ベタは単独飼育(1匹での飼育)をするので忘れがちですが、本来ベタは縄張り意識がとても強く、他の魚が自分の縄張りに入ると相手を縄張りから追い出そうとします。この相手を追い出すときに、普段はたたまれているヒレやエラを広げて体を大きく見せることで威嚇します。
威嚇行動はベタのオスにもメスも両方する行動なので、ベタのフレアリングはオスだけでなく、メスもします。
ハーフムーン ソリッドレッド ローズテール フレアリング動画#betta #ベタ #横浜 #フレアリング pic.twitter.com/EgGnzWkrio
— よこはま金魚本店 (@yokohamakingyo1) June 15, 2018
2.オスがメスに求愛するとき
ベタのオスは気に入ったメスが見つかると普段はたたまれているヒレやエラを広げてひらひらさせながら体を大きく見せ、自分の優秀さをメスにアピールします。
ただ、メスを初めて見たオスが最初はメスを威嚇することもあるので威嚇なのか求愛なのかは見極めが必要です。
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ベタのオスはなぜわざわざフレアリングをさせる必要があるの?
ベタのオスにフレアリングが必要な理由
ベタのヒレの癒着(固着)を防ぎ、健康を保つため
ベタのオスは品種改良の末、ヒレの大きさが本来の生体として自然に維持できる大きさより大きくなっています。そのため、ヒレを定期的に広げてないとヒレが癒着(固着)してしまうのです。(品種改良されていないワイルド種のベタは、本来ヒレの短い魚なのです。)
ヒレがくっついて癒着(固着)してしまうと、ヒレの病気になりやすくなり、それがきっかけで死んでしまうことがあるのです。
なので、ベタを健康で長生きさせるためにフレアリングをわざわざさせる必要があるのです。
なお、メスのベタの場合は癒着の心配をするほどの大きさのヒレではないので、わざわざフレアリングをさせる必要はありません。
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ベタのフレアリング、メリット・デメリット
意図的なベタのフレアリングで得られる4つのメリット
ベタのフレアリングは、前述したヒレの癒着(固着)を防ぐために必要なことですが、フレアリングを意図的にさせることでこんなメリットも得られます。
【意図的なフレアリングで得られる4つのメリット】
- ベタの筋肉が鍛えられる
- ベタの発色が鮮やかになる
- ベタの便秘予防や解消になる
- ベタの健康チェックができる
メリット1.ベタの筋肉が鍛えられる
前述した通り、ベタの大きなヒレは品種改良された結果できあがったものであり、本来のベタの姿ではありません。なので、大きなヒレを閉じた状態で維持することも広げることも少なからずベタの体に負担がかかることで、日頃から筋力をつけておく必要があります。
そこで、ベタが大きくヒレを広げるときに筋肉を使うことを利用して、定期的にフレアリングをさせることでベタの筋肉を鍛え、なまらないようにすることができます。
ベタのフレアリングは人間でいうところの筋トレやストレッチのようなものなのです。
なお、成長途中のベタの場合、フレアリングをしたかしないかで成魚になったときの体格がまったく変わります。
メリット2.ベタの発色が鮮やかになる
ベタのフレアリングは、体色を保つ効果もあり、理由は血行が良くなるからと考えられています。なお、フレアリングしなくなったベタは若くても体色が落ちてしまいます。
メリット3.ベタの便秘の予防や解消になる
ベタは便秘になりやすい熱帯魚なのですが、便秘になる理由にストレスや運動不足が含まれます。ベタにとってフレアリングはストレス発散になり、前述した通り筋トレになるため運動不足が解消され、便秘の予防や解消につながります。
実際にフレアリングの間に糞をするベタや、フレアリング後に勢いよく糞をするベタもいるくらいです。
メリット4.ベタの病気の予防と健康維持!
フレアリングは体力があり健康なベタでないとできません。
なので、ベタがフレアリングをしっかりするかしないかで、ベタの健康状態が図れます。
ベタのヒレは閉じたままだと、尾ぐされ病などの病気になっているかも確認しにくいので、定期的に広げた状態を観察することで病気を初期段階で見つけることもできます。
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意図的なフレアリングの3つのデメリット
フレアリングのメリットを紹介したので逆のデメリットもお伝えしておきますね。
フレアリングの主なデメリットは次の3つです。
【意図的なフレアリングの3つのデメリット】
- ベタの体力を奪う
- ベタのヒレが切れる可能性がある
- ベタの自傷行為につながる可能性がある
デメリット1.ベタの体力を奪う
フレアリングはベタの筋トレにもなりますが、やり過ぎはベタの体力を奪い負担になります。口述する適切な頻度と時間を守って行うことが重要になります。
デメリット2.ベタのヒレが切れる可能性がある
ベタの品種によってはヒレが弱く切れやすい子がいます。ヒレが弱い子に数分でもフレアリングをさせ続けるとヒレが切れる可能性があります。
また、フレアリングをする環境に水槽内アクセサリーや水草があると、ヒレがひっかかって切れる可能性もあるので注意が必要です。
デメリット3.ベタの自傷行為につながる可能性がある
フレアリング後、興奮が覚めない・ストレスがたまるという理由から、自分のヒレをかじる「尾かじり」や「ヒレかじり」と呼ばれる自傷行為をしてしまうベタがいます。
なので、ベタのフレアリングは、飼育者の観察下の元で適切な頻度や時間で行い、自傷行為が見られたらすぐに対処する必要があります。
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ベタのフレアリング、3つのやり方
ベタのフレアリング方法1:水槽越しにオスを対面させる(複数飼育の場合)
ベタのオスを2匹以上飼育している場合、ベタのオス同士を水槽越しに対面させます。水槽越しでも自分以外のオスをみることでフレアリングをします。
なお、ベタのオスは同じ水槽に入れるとどちらかが死ぬまでケンカをするので、絶対にきりのない同じ水槽には入れてはいけません。あくまでも別々の水槽に入れた状態で対面させます。
ベタの飼育水槽を複数並べるときは、フレアリングタイム以外はお互いが見えないように黒い板などの間仕切りをするのが必須となります。
ベタのフレアリング方法2:鏡を使って自分の姿を見せる(1匹だけの単独飼育の場合)
ベタを1匹しか飼育していない場合は、水槽横に鏡を設置して、鏡に映った自分の姿を他のベタと勘違いさせることでフレアリングを行います。
フレアリング用の鏡は、ベタ専用のものでも100円ショップなどで購入した鏡でも構いません。
せっかくなら、フレアリングした姿を写真に収めたいので、手で押さえる必要がない形状の鏡を用意するのがおすすめです。
↓こちらは飼育容器に掛けるタイプの鏡。
ベタのフレアリング方法3:ベタの動画を見せる(複数飼育・単独飼育どちらの場合でもOK)
水槽越しのオス同士の対面や鏡に映った自分の姿だと、襲ってこない(近づいてこない)と油断してフレアリングしなくなる可能性もあります。
そんな時は普段見ることのない違う種類のベタの動画を見せることでフレアリングを促します。
ベタのフレアリング方法3:先のとがったものを見せる(複数飼育・単独飼育どちらでも)
ベタの姿を見ると怖がって隠れてしまう子には、先のとがったものを見せてフレアリングを促します。
先のとがったものは、ボールペンの先やベタの本場で使われるベタ専用のすくい網「カチョン(ガチョンやガチョーンと書かれることもある)」のとがった柄先を見せます。
ベタ専用の網「カチョン)」 | |
![]() |
![]() |
(出典元:有限会社高知熱帯魚サービスYahoo!ショッピングサイト) |
ベタの本場であるタイでは、前述した鏡を使ったフレアリングはあまりせず「ガチョン(ガチョーン)」先に飾りがありるものでフレアリングさせるそうです。
↓実際に先端がとがったカチョン
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ベタのフレアリングをさせる頻度と長さ(時間)は?
ベタのフレアリングの頻度と長さ(時間)には諸説あり!その理由は?
ベタのフレアリング頻度と長さ(時間)は諸説あります。
今回調べただけでも頻度なら「1日1回、2日に1回、週に3~4回」長さ(時間)なら「1回1分、1回2~3分、1回5分以内」とブレがありました。
ブレがある理由は、ベタの品種によるヒレの切れやすさ(ヒレの強さ)の違いや成長具合や健康状態などの個体差があるためだと思われます。
ベタのフレアリングの頻度と長さ(時間)のおすすめはこちら!
色々調べた結果、基本的には「2日に1回5分以内」、ハーフムーンなどヒレが広くて破れやすい個体は「2日に1回1分以内」がよさそうです。
ハーフムーン ファンシーローズテール
ドレスを着ているかのような豪華さ!#ハーフムーン #ベタ #ローズテール #横浜 pic.twitter.com/FcbYK3dUkU— よこはま金魚本店 (@yokohamakingyo1) March 20, 2018
生き物に100%はないので、少ない回数や時間からはじめて様子を見ながらベストを探ることが重要ですね。また、ベタも年を重ねれば体力も落ちます。年齢なども考慮しておきましょう。
フレアリングを行う際には、タイマーを使って時間をはかるのがベストですね。
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ベタのフレアリングをしてはいけない時期とフレアリングの2つの注意点
ベタにフレアリングをしてはいけない時期とは?
ベタのフレアリングは、次のようなときはしないようにしましょう。
【ベタのフレアリングをしてはいけない時期】
- ヒレの病気を含め何かしらの病気で弱っているとき
- ヒレが損傷しているとき
何度もお伝えしているようにフレアリングは体力を使います、基本的には病気で弱っているときにベタはフレアリングをしようとしませんが、日課だからと無理にさせようとしてはいけません。
ヒレが損傷している場合もフレアリングは避けましょう。フレアリングによって損傷が大きくなってしまう可能性があります。
ベタにフレアリングの2つの注意点
ベタにフレアリングをさせるときは次の2つの注意点を守って行いましょう。
【フレアリングをする際の2つの注意点】
- フレアリング中は放置せず様子を見守る
- フレアリングがおさまるのを見届ける
注意点1.フレアリング中は放置せず様子を見守る
フレアリング中は放置せずにそばで観察します。
水草や水槽アクセサリを入れている場合は途中でヒレが引っかかるトラブルが起こることもあるので、なおさら注意が必要です。また、様子がおかしいと思ったら時間が短くても中止をしましょう。
オスのフレアリング中にメスが暴れだしたら?理由と対処方法
ベタのオスだけでなくメスも飼育している場合、フレアリング中のオスを見て怖がって暴れたり逃げまわったりするメスがいます。メスが暴れる理由はメスがまだ成熟していないことが原因で、フレアリング中のオスが見えないようにしてあげましょう。なお、成熟したメスの場合、フレアリング中のオスに近寄る行動を見せます。(オスを気に入った場合)
注意2.フレアリングがおさまるのを見届ける
フレアリングはベタにとって非常に体力を使う行為です。なので、フレアリングタイムが終了したら、ベタがフレアリングをやめたかどうか確認しましょう。
フレアリング用に要した威嚇対象を見え無くしたりどけてもベタがフレアリングをやめないときもあるので、その時は次の章で解説している「やめない原因」を取り除いていきます。
なお、フレアリングさせたたまま1日中放置してしまってもそれが直接の原因で死につながることはないですが、弱る原因になります。ベタに限らずどんな魚でも弱ると病気にかかりやすくので、万が一負担をかけてしまったときには、いつも以上に観察して気をつけてあげましょう。
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ベタがフレアリングをやめない・しすぎる理由・対処方法
一度フレアリングをさせるとなかなかやめようとしないベタもいます。
そんな時は威嚇対象が見え続けている場合がかんがえられるので、次のことをチェックして対応しましょう。
【ベタがフレアリングをやめない・しすぎるときのチェック項目】
- 水槽の周りにベタの威嚇対象がないか
- 水槽のガラス面やバックスクリーンにベタが映っていないか
チェック1:水槽の周りにベタの威嚇対象がないか
水槽の周りに威嚇対象になるものが置かれている場合、その対象物に対して威嚇をしてフレアリングをやめないことがあります。水槽の周りに威嚇対象がないかチェックして、ベタから見えないようにしましょう。対象物を移動させることができなければ、水槽の周りに紙などの仕切りを置いて見えなくしましょう。
チェック2:水槽のガラス面やバックスクリーンにベタが映っていないか
水槽のガラス面やバックスクリーンに移った自分の姿に威嚇いている場合があります。
チェック1の要因がなければ、ベタの姿が映らないようにしてあげましょう。
バックスクリーンが黒の場合はよく写るようでライトを消して暗くしてもフレアリングをやめないこともあるようです。バックスクリーンが白の場合もベタが壁面に近づくと写るようです。
調べてみると半透明のバックスクリーンの場合、ベタの姿が映りにくいようです。
ベタの性格も千差万別で、飼い主の指や水槽内のコケ取り成体の石巻貝などにフレアリングする子もいるようです。
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ベタがフレアリングしない理由・対処方法
もしも、ベタがフレアリングをしない場合は早めに対処する必要があります。
ベタがフレアリングをしない理由は次のような可能性が考えられるので、ひとつひとつチェックしてフレアリングしない可能性をつぶしていきましょう。
【ベタがフレアリングしない理由】
- 水槽のコケや曇りで威嚇対象が見えていない可能性
- 水温が低すぎる可能性
- 体調が良くない・病気になっている可能性
- 臆病な性格でトラウマがある可能性
- 威嚇対象に慣れた可能性
1.水槽のコケや曇りで威嚇対象が見えていない可能性と対処方法
他のオスとの対面でも鏡を見せる場合でも、水槽のコケや曇りで威嚇対象がベタに見えていない可能性があります。
まずは水槽内のガラス面を確認して、ベタの視界を邪魔しているような汚れがあれば綺麗にしましょう。
2.水温が低すぎる可能性と対処方法
ベタの適性水温は25~28度ですが、ベタは水温が低くなると動きが鈍くなり、フレアリングもしなくなるので、ヒーターの故障や外気の影響で水温が下がっていないか確認して、万が一下がっていたらゆっくりと適正水温に戻してあげましょう。
3.臆病な性格でトラウマがある可能性と対処方法
フレアリングをするとベタが水槽内で異常に暴れる、逃げ惑うなどの状況になる場合、ベタの性格がかなり臆病か、以前になにか怖い思いをした可能性が考えられます。
その場合は、フレアリングが負担になってしまっているので無理にせず様子を見ましょう。
とはいっても、ずっとフレアリングをさせないわけにはいかないので、オス同士の対面や鏡ではなく、先のとがったものを見せるなどベタではない威嚇対象を見せるなどして反応を見ていきましょう。
4.威嚇対象に慣れた可能性と対処方法
お店からお迎えしたばかりの時にフレアリングをしない場合、威嚇対象(他のベタ)の存在に慣れてしまった可能性が原因として考えられます。
お店にいる間は隣のベタが常に見えている環境にあるため、他のベタに対して自分に襲い掛かってくる(近づいてくる)ことはないと学習してしまった状態です。
この場合、ベタに危害を加えない魚を同居させて予想外に接近される体験をさせて警戒心を持たせるという対策が考えられます。
とはいえ、一緒に入れる魚も命あるものなので、他のやり方を試したうえで実施した方がいいですね。
頻繁にフレアリングをしているとベタがフレアリング事態に飽きることもあるようです。鏡を使ったフレアリングや同じオスとの対面に飽きた場合、動画で別のベタを見せたり、どがったボールペンなどほかのものを試してみましょう。
5.体調が良くない・病気になっている可能性と対処方法
フレアリングはベタにとって体力を消耗する行為なので、体調がよくなかったり、病気になっている場合、ベタはフレアリングをしません。
外見からわかりやすい異常だけでなく、内臓の病気や酸化した餌を与えたことによる体調不良も考えられるので、病気の可能性を疑いながら観察して対応しましょう。
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水槽で孵化したオスはいつからフレアリングをさせる?
お家の水槽で繁殖に成功した場合、孵化後3か月くらいからフレアリングをさせていきましょう。そうすることできれいなヒレになっていきます。
ベタがフレアリングをきっかけにヒレを損傷してしまったら?ヒレは再生する?
ベタのヒレは再生するので焦らない!
元通りの美しさになるとは限りませんがベタのヒレは再生します。あせらずに治療していきましょう。
実際にベタ(クラウンテール)ヒレの再生を目の当たりにした飼育者さんがブログに再生の流れを次のように紹介されていたのでシェアいますね。
再生の流れはというと…
ちぎれたところから透明な膜が生えてきます。
その中を筋が通っていきます。(うちわの骨組みみたいな感じです)
最後にヒレの付け根からじわじわとうっすらうっすら色づいていきます。
3は別としても、1、2の再生スピードはおよそ1〜1.5ヶ月と予想を超える早さですよ!o(*・∀・)ノ(引用元:ベタのヒレは再生する!)
なお、ヒレの再生速度は水槽の水の状態(清潔さ)と、栄養のある餌を十分与えたかによって早さが異なるようです。
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ベタのヒレが癒着(固着)してしまったときの対処方法
残念ながら、一度ヒレが癒着(固着)してしまうと戻ることはほとんどありません。
ヒレが癒着してしまったベタは、上手く泳げずに水面に酸素を吸いにいったり、餌をとりに行ったりするのが困難になります。
万が一、ヒレ癒着してしまったら、ベタが水面に移動する距離を短くするために、なるべく水位を下げて飼育してあげましょう。
ただし、水位が低いと水槽内の水量が少なくなりるので、水質が落ちたり水温変化も激しくなるので今までよりも注意して管理する必要があります。
飼育者として、水位を下げるかそのままにするかベタの状況やご自身の生活パターンなどから判断してあげてください。
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ベタのフレアリングを上手に撮影する方法
ベタがフレアリングしている姿はとても美しいので、ぜひとも写真に収めてSNSやブログにUPしたいですよね。
スマホのカメラで撮影するとブレてしまうので、動画で撮影して動画のなかからここぞ!と言うシーンのキャプチャを取り、画像とするときれいなフレアリングの姿を写真にすることができます。
終わりに
さて、記事を読む前と後ではベタのフレアリングについての認識に変化があったでしょうか。
フレアリングはベタの健康維持のために、適切に行う必要があります。
ぜひ、お家のベタが健康で長生きできるフレアリングをしてあげてくださいね。
では、素敵なアクアリウムライフを!
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