餌・餌やり

【徹底解説】もう迷わない!冷凍赤虫の違いと選び方(5社11アイテムの比較一覧付)

ネットショップで「冷凍赤虫」を検索したときにこんな経験をしませんでしたか?
検索結果にたくさんの冷凍赤虫が表示されて種類の多さにびっくり!いくつか気になった商品をクリックしてみたものの写真や商品説明だけでは違いがよく分からない。「なんなの~!誰か違いを説明して~!」と思わず心の中で叫ぶ。

私は初めてアベニーパファー用の冷凍赤虫を検索したときにこうなりました。

ということで、今回は冷凍赤虫の商品選びに困っている方に向けて冷凍赤虫の違いと選ぶポイントについてお伝えしていきます。

この記事を読めば、どんなところに注意して冷凍赤虫を選べばいいのか分かるようになります。

あなたの大切なアベニーや熱帯魚のために安心安全な冷凍赤虫を選んであげましょう!

冷凍赤虫:商品の違いを理解するための6項目

冷凍赤虫の商品の違いは次の6項目を確認するとよくわかります。

  1. ビタミンの有無
  2. パッケージの形状
  3. 選定や殺菌方法
  4. 冷凍方法
  5. 無着色か着色ありか
  6. 平均分析値・保証成分

この6項目のうち⑥はちょっとマニアックなのでパスしても大丈夫です。
①~⑤は大切なアベニーパファーたちの健康にかかわるのでしっかりチェックが必要です。

ワイらのために頼んだで!

では、6項目についてひとつずつ解説していきます。

冷凍赤虫の違い1:ビタミンの有無

冷凍赤虫は、「ビタミンを含ませている」「いない」かで、まず大きく2つに分けられます。これが商品の違いを理解するうえで1番のポイントです。

アベニーパファーや他の熱帯魚たちは、室内の水槽で飼育されているとビタミン不足になりがち。そこで、餌の赤虫に含ませて食事からビタミンをとってもらおう!というのが狙いになります。

ワイらのことを考えて工夫してくれてるんや~。ありがたいことやわ。
アベニーたち熱帯魚は、口からの食事だけでなくエラからも栄養を吸収しているので、栄養添加剤を使って水槽にビタミンを添加しているのであればそれでも問題ありません。

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冷凍赤虫の違い2.パッケージの形状

冷凍赤虫のパッケージには大きく分けると次の3つがあります。

  1. 小分けタイプ
  2. 板チョコタイプ(1枚板の赤虫に溝がのあるもの)
  3. 1枚板タイプ

②と③のパッケージの場合、1匹の赤虫を切断してしまうことになるので、赤虫の体液や体内に残っていた糞が外に出て水を汚す要因になります。

アベニーパファーたちは、中身のない赤虫には見向きもしないので①の小分けにされたものを溶かして使うのが1番です。

さらに、商品ごと総量と小分けされている量が異なります。100gを24等分した冷凍赤虫があれば32等分したものもあります。また総量が40gや50gの冷凍赤虫もあります。

アベニーパファー用なら1回あたりの量を少なくできいることもポイントになります。

人間はいろいろ便利なもんをつくるんやな~
小分けパッケージだったとしても使用している素材はピンキリです。中身が乾燥や酸化しない特殊な加工のパッケージを使っている商品があれば、特にそのような加工のないパッケージもあります。この辺のことも知って値段が本当に高いのか考えるといいですね!

冷凍赤虫の違い3.選定や殺菌方法

赤虫はユスリカという蚊に似た虫の幼虫なのですが、水田や湖などの水の中で成長します。

水中の赤虫を引き上げて商品としてパッキングするまでに、しっかりと泥や雑菌(病原菌)の処理をしているか生きた赤虫だけを選定しているかは、製造メーカーによって工程や精度に差があります。

病原菌は冷凍されても生きているので、大切なアベニーたちの命を脅かす原因のひとつになりえます。

ただし、気にしすぎもいけません。購入したアベニーの体表や水草などいたるところに病原菌がいる可能性はありますし、私たちが水槽掃除のために手を入れた際にも雑菌は混入しています。赤虫だけに神経質になりすぎる必要はありません。

とはいっても、可能性はできる限り危険は減らしたいのでパッキングされるまでの工程もしっかり確認するのがポイントです。

選定や殺菌に力を入れているメーカーの商品であればあるほど、商品説明にしっかりと書かれています。反対に選定や殺菌にそこまで力を入れていないメーカーの商品はアピールされないことが多いです。

ただ、ネットショップの商品説明は注意が必要です。各メーカーの商品を販売するショップが説明を割愛してしまうこともあるので、冷凍赤虫を製造しているメーカーのサイトも確認しましょう。

ちなみに、この記事の「【一覧比較】メーカー全5社全10アイテム」では代表的な冷凍赤虫の特長をまとめて紹介しているので、あとで確認してみてください。

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冷凍赤虫の違い4.冷凍方法

冷凍方法によって赤虫の鮮度や状態は大きく変わります。熱帯魚の飼料を専門に扱うキョーリンさんのサイトによれば、

通常の冷凍方法では、赤虫が冷凍されるまで、長い時間がかかります。細胞内の血や旨味を含んだ水分が凍って膨張して、細胞膜を壊してしまいます。そのため、解凍した時に、壊れた細胞膜の隙間から、水分が漏れて外に流れ出してしまいます。
(引用元:キョーリン公式サイト ここが違う!クリーン赤虫

とのこと。

ただ、多くの商品が「急速冷凍しています」とアピールしているので、どの程度急速なのかまでは分からないことも多いです。

ですが、冷凍方法にも力を入れているメーカーならしっかりアピールしてくるので、判断材料のひとつとして確認することもポイントになります。

先ほどの選定・殺菌方法の確認同様、赤虫製造メーカーのサイトを覗いてみましょう!

冷凍ってなんやろな~?

冷凍赤虫の違い5.無着色か着色ありか

冷凍赤虫は商品によって着色料を使って赤みを水増ししているものがあります。

着色には、食品添加物亜硝酸ソーダ(NaNO2)が使われるのですが、これがアベニーや他の熱帯魚たちにはよくないのです。

少量であっても小さな体のアベニーたちには大きな負担。大切なアベニーのためにも無着色を選んであげましょう。

よろしゅうな!

冷凍赤虫の違い6.平均分析値・成分保証

このチェック項目はちょっとマニアックなるのでパスしてもOKです。

平均分析値と成分保証は簡単に言うと冷凍赤虫の栄養素がどれくらい入っているかを示すもので、パッケージには次のように表示されています。

蛋白質 脂質 粗繊維 水分 灰分
65.3% 5.5% 3.3% 6.1% 8.8%

この表示も商品によってさまざまなので違いを知るための項目として役に立ちます。

なお、表示される栄養素は最大5項目(蛋白質・脂質・繊維・水分・灰分)で、これらの頭に「粗」の文字が付く場合とつかない場合があります。「粗」の有り無しはあまり気にしなくて大丈夫です。

ざっくりですがそれぞれの内容はこのようになります。

(粗)蛋白質 ・飼料に含まれるたんぱく質のこと
・熱帯魚たちの筋肉、内臓、血液などを形作る
立派な体をつくる元
・一般的には50%以上が高蛋白、40%以下が低蛋白
・高蛋白であればあるほど成長を促進する
(粗)脂質 ・熱帯魚たちの大事なエネルギー源
・一般的には8%以上が高脂肪、4%以下が低脂肪
・高脂肪の餌は水を汚しやすく、内臓に負担がかかる
(粗)繊維 ・飼料に含まれる酸、アルカリ、アルコール、エーテルに不溶で、かつ灰分(かいぶん)以外のもの
消化吸収を助ける
(粗)水分 ・飼料に含まれる水分
(粗)灰分 ・「かいぶん」と読む
・飼料を焼いて残った灰のことでミネラル分のこと
新陳代謝をUPさせる
灰分は“燃やしても灰として残る物”からこう書くらしいで

平均分析値・成分保証についてもっと詳しく知りたい方は、鑑賞魚用飼料のパイオニアであるキョーリンさんがホームページに「エサの保証成分について」という記事を書いてくれているのでこちらをご覧ください。

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冷凍赤虫選びのポイントはこれ!

商品の値段は、どれだけ人の手がかかったかで価格がどんどんあがっていきます。
安心安全のために、いろいろな工程を経て商品化しているものほど高くなるのは当たり前。

値段が高いというだけで選択肢から外したり、安いからと言ってすぐに飛びつくのではなく、6項目と価格のバランスをしっかり見極めましょう。

まぁ、最終的にはお財布と相談ですけどね。

まぁ、財布と相談はしゃあないことやな!

冷凍赤虫:主なメーカー全5社とアイテム全10種

冷凍赤虫の主なメーカー全5社

ネットショップで気軽に買える冷凍赤虫の製造元はの代表格はこちらの5社です。

  1. キョーリン(株式会社キョーリン)
  2. サンミ(サンミ株式会社)
  3. 富城(有限会社富城物産)
  4. 阿蘇(株式会社阿蘇熱帯魚)
  5. ベンリーパック(株式会社ベンリーパック食品)

【冷凍赤虫一覧比較】メーカー全5社全11アイテム

後ほど各商品の詳細を紹介しますが、まずはざっくり11アイテムの違いを一覧にまとめておきます。先ほど紹介した6項目すべては表示できないので、各社の違いが大きく出るポイントのみピックアップしています。

一覧表の商品名をクリックするとこのページの詳細解説にジャンプするで!

赤虫を購入する際には1キューブあたりの容量と値段が気になる思うので容量が少ない順に並んでいます。

【メーカー】商品名(ブロック数) ビタミン
添加
パッケージタイプ 殺菌方法 1シートのネット
最安値
※1
1キューブの容量 1キューブの値段※2
1.【キョーリン】クリーン赤虫ミニキューブ40g(32) 小分け UVを含むスリーステップ殺菌(赤虫の体内まで殺菌) 248円 1.25g 7.75円
2.【サンミ】ミニ赤虫 50g(30) 小分け※3 殺菌表記なし 203円  1.6g 6.7円
3.【サンミ】60キューブ赤虫 50g×2枚セット(30×2) 小分け 殺菌表記なし 2枚で
237円
 1.6g 3.9円
4.【阿蘇】The AKAMUSHI 100g(40) 小分け UV殺菌 280円※4 2.5g 7円
5.【富城】天然アカムシ100g(35) 小分け 殺菌表記なし 150円  2.8g 4.2円
6.【阿蘇】こだわりあかむし 100g(35) 板チョコ UV殺菌 262円  2.8g 7.4円
7.【ベンリーパック】冷凍赤虫 100g(35) 板チョコ 殺菌灯とオゾンによるダブル殺菌 201円  2.8g 5.7円
8.【キョーリン】クリーン赤虫100g(32) 小分け UVを含むスリーステップ殺菌(赤虫の体内まで殺菌) 380円 3.1g 11.8円
9.【サンミ】フレッシュ赤虫 100g(30) 板チョコ 殺菌表記なし 150円  3.3g 5円
10.【阿蘇】特選あかむし 100g(28) 小分け UV殺菌 -※5 3.5g
11.【キョーリン】UV赤虫 100g(24) 小分け UV殺菌のみ 280円 4.6g 11.6円

※1:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)
※2:ネット最安値で計算した目安です。
※3:小分けでも他の小分けタイプとはパッケージの形状が違います。見た目の詳細は後ほど詳細で紹介します。
※4:現在ネット販売されていないためアクアショップの2009年の入荷情報から転機した価格です。
※5:ネットショップでの販売はないですが、メーカーの特長が分かるよう
比較用として含めています。

まとめ買いするともっと安くなるみたいやで!

では、ここからは各メーカーの特長と冷凍赤虫の商品を詳しく紹介していきます。

ここから先は気になった商品の画像をクリックすると楽天市場での取り扱いショップが確認できるんやで!
それは、便利やな~♪

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1.キョーリン(株式会社キョーリン):冷凍赤虫3種

キョーリンは1968年(昭和38年)設立の観賞魚用飼料のパイオニア企業。
キョーリンはカミハタ養魚グループ3社のうちのひとつで母体のスタートは、なんと1877年(明治10年)!鯉の養殖業で創業しています。なお、キョーリンは国内卸と輸出を担当し、飼料の開発製造は同グループのキョーリンフード工業(株)が行っています。

100年以上の老舗やないか!

そんなキョーリンの冷凍赤虫は3種類。ビタミン添加ありのクリーン赤虫2種とビタミン添加なしのUV赤虫。詳細をまとめましたのでご覧くださいませ~。

【キョーリン】クリーン赤虫100g/クリーン赤虫ミニキューブ40g

【キョーリン】クリーン赤虫100g 【キョーリン】クリーン赤虫ミニキューブ40g
3ステップ殺菌で赤虫の体内まで殺菌。ビタミン添加。 クリーン赤虫のキューブが小さくなったミニタイプ。
原材料:赤虫、水、ビタミンB12、ビタミンB6、安定型ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB1、ビオチン、塩化コリン、葉酸、パントテン酸、イノシトール、ナイアシン 原材料:赤虫、水、ビタミンB12、ビタミンB6、安定型ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB1、ビオチン、塩化コリン、葉酸、パントテン酸、イノシトール、ナイアシン
※天然の原料を使用し、着色料無添加ですので色や大きさが異なる場合があります。
100g/32キューブ/小分けタイプパッケージ 40g/32キューブ/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:770円(税抜)/ネット最安値:380円 メーカー価格:500円(税抜)/ネット最安値:248円
1キューブ目安:3.1g・11.8円 1キューブ目安:1.25g・7.75円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

クリーン赤虫100gの特長

ビタミン複合体をタップリ取り込んだバイオカプセルフード。
しかも病原菌を持ち込まないクリーンな赤虫。

ひかりクリーンシリーズ「クリーン赤虫」は、化学汚染の心配のない環境で養殖された栄養価の高い赤虫に、さらに室内で飼われている観賞魚に不足しがちなビタミン複合体を与えて体内に取り込ませ、超急速冷凍した究極のバイオカプセルフードです。

1.中国の自然保護地区の農場で養殖された赤虫を使用していますので、化学薬品などの有害物質で汚染されていません。
2.キョーリンが独自に開発したスリーステップ殺菌方式で、赤虫体内まで殺菌していますので、病原菌を持ち込むこともなく、安心して給餌できます。
3.デリケートな赤虫の細胞を壊さないよう超急速冷凍していますので、栄養分の流出もなく、ほとんど水を汚しません。
4.手に直接触れることなく一つずつ取り出せるPTP方式の少量パックですから、給餌しやすく無駄もありません。
(引用元:キョーリン公式サイト クリーン赤虫商品ページ

クリーン赤虫100gの平均分析

クリーン赤虫100g 平均分析 ※天然飼料のため採取時期により異なることがあり
蛋白質 脂質 粗繊維 水分
6.3% 0.8% 0.3% 89.7%
キョーリンのクリーン赤虫100gは他の冷凍赤虫に比べると格段にお値段が高いですが、11種のビタミンが添加されていることやアカムシ内部まで殺菌していることを思えば妥当なお値段ですね。最安値で考えれば1キューブ約3gで8円、約1か月で380円。アベニーパファー用には量が多すぎるのでもう一つのミニタイプをオススメします。他の熱帯魚と混泳している場合にはこのサイズでもいいかもしれませんね。
今度ワイらの飼い主にキョーリン食べたい言おうかな
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クリーン赤虫ミニキューブ40gの特長

ミニキューブは、先ほどのクリーン赤虫の特長にプラス次の3が加わります。

5.クリーン赤虫のキューブ内容量を少なくしました。
6.キューブ辺りの重量は従来品の約2.5分の1です。(40gで32キューブ)
7.小型水槽や少数飼育のユーザーにお勧めです。
(引用元:キョーリン公式サイト クリーン赤虫ミニキューブ商品ページ

クリーン赤虫ミニキューブ40gの平均分析

クリーン赤虫ミニキューブ100g 平均分析 ※天然飼料のため採取時期により異なることがあり
蛋白質 脂質 粗繊維 水分
6.3% 0.8% 0.3% 89.7%
先ほどのクリーン赤虫のミニタイプ。内容量の差から考えるとちょっと割高。でも、量が多すぎて捨ててしまうことを考えればこのサイズ感はありがたいです。最安値で考えれば1キューブ約1.25gで12円、約1か月で248円。アベニーパファー用にはこのサイズ感がロスをださないベストサイズです。
ワイらの飼い主、この小さいのなら買うてくれるかな?
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【キョーリン】UV赤虫 100g

【キョーリン】UV赤虫 100g
紫外線パワーで協力に殺菌、超急速冷凍した新鮮な冷凍赤虫。ビタミンの添加なし。
原材料:赤虫、水
24キューブ/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:535円(税別)/ネット最安値:280円
1キューブ4.6g・11.6円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

UV赤虫100gの特長

紫外線パワーで強力に殺菌、超急速冷凍した生体そのままの新鮮な冷凍赤虫です。

1.新鮮な赤虫を洗浄後、紫外線で強力に殺菌処理。雑菌がほとんどなく、生体時の栄養分も変化することなく保持しています。
2.デリケートな赤虫の細胞を壊さないよう超急速冷凍していますので、栄養分の流出も少なく、水もほとんど汚しません。
3.手に触れることなく一つずつ取り出せるPTP方式の少量パックですから、給餌しやすく、無駄がありません。
(引用元:キョーリン公式サイト UV赤虫商品ページ

UV赤虫100gの平均分析

UV赤虫100g 平均分析 ※天然飼料のため採取時期により異なることがあり
蛋白質 脂質 粗繊維 水分
6.3% 0.8% 0.3% 89.7%
キョーリンさんは赤虫の殺菌には力をいれているのでUV殺菌のみだったとしてもレベルが高そうですよね。最安値で考えれば1キューブ約3gで約12円、1か月280円。こちらもアベニーパファー用には量が多いですね。キョーリンブランドにこだわりがなければ1キューブが小さい他のメーカー品をお勧めします。だた、心配性だったりキョーリンブランドに強いこだわりがあって、なおかつできるだけ費用を抑えたい方にはおすすめです。
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2.サンミ(サンミ株式会社)

サンミは、1998年(平成10年)に中国に赤虫養殖場をつくり、冷凍赤虫の輸入販売をスタートした企業。冷凍赤虫は金魚の「らんちゅう」の餌としても重宝されるのですが、サンミは、らんちゅう関連商品の販売をしている会社さんです。2006年からは全国のらんちゅう愛好家へ冷凍赤虫の直接販売(通販)をされています。

22年とまだ若い会社みたいやけど赤虫への情熱はすごそうやな~

そんなサンミの冷凍赤虫のうち、楽天市場やAmazonなどのネットショップで買えるのは3種類。詳細をまとめましたのでご覧くださいませ~。

【サンミ】フレッシュ赤虫 100g

【サンミ】フレッシュ赤虫 100g
無添加無着色の冷凍赤虫。ビタミンの添加なし。
活きのよい新鮮な赤虫だけをビタミンなどの豊富な栄養素を壊すことなく急速冷凍。
原材料:-
 35ブロック分割/板チョコタイプパッケージ
メーカー価格:80円(税別)/ネット最安値:150円
1ブロック目安:3.3g・5円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

フレッシュ赤虫100gの特長

メーカーサイトに特に記載なし。

フレッシュ赤虫100gの保証成分

フレッシュ赤虫 100g:保証成分(100gあたり)
粗蛋白質 粗脂肪 粗繊維 水分 粗灰分
6.1% 0.7% 0.3% 92%以下 0.9%
ビタミン添加なし・殺菌の記載なし・板チョコタイプパッケージなのでお安いですね。1キューブ約2.8gで約4円、1か月で150円。フレッシュ赤虫は板チョコの様にパキッと割るタイプなので1匹の赤虫が切断されて中の液体が漏れてしまいます。そうなるとアベニーパファーたちは食べないので、ロスが多くなってしまいます。
ふむふむ。なるほど~
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【サンミ】ミニ赤虫 50g

【サンミ】ミニ赤虫 50g
無添加無着色の冷凍赤虫。ビタミンの添加なし。
活きのよい新鮮な赤虫だけをビタミンなどの豊富な栄養素を壊すことなく急速冷凍。
1キューブあたり約1.67gと少量利用におすすめ。
原材料:-
 30キューブ/小分けタイプパッケージ*
メーカー価格:-/ネット最安値:203円
1キューブ目安:1.6g・6.7円

*キューブごとの小分けですが、1つ1つ押し出して開封するタイプではないです。
※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

ミニ赤虫 50gの特長

メーカーサイトに特に記載なし。

ミニ赤虫 保証成分

ミニ赤虫 50g:保証成分(50gあたり)
粗蛋白質 粗脂肪 粗繊維 水分 粗灰分
6.1% 0.7% 0.3% 92%以下 0.9%
先ほどのフレッシュ赤虫の半分の量ですが、小分けタイプなのでお値段はちょっと上がりますね。1キューブ約1.6gで6.7円、1か月203円。小分けタイプのパッケージですが、1つ1つ押し出して開封するタイプではないので、取り扱いに注意がひつようですね。
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【サンミ】60キューブ赤虫

【サンミ】60キューブ赤むし 50g2枚組
無添加無着色の冷凍赤虫。ビタミンの添加なし。
活きのよい新鮮な赤虫だけをビタミンなどの豊富な栄養素を壊すことなく急速冷凍。
1キューブあたり約1.67gと少量利用におすすめ。
原材料:-
30キューブ×2/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:237円
1キューブ目安:1.6g・3.9円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

60キューブ赤むしの特長

メーカーサイトに特に記載なし。

60キューブ赤むしの保障成分

60キューブ赤むし:保証成分(50gあたり)
粗蛋白質 粗脂肪 粗繊維 水分 粗灰分
6.1% 0.7% 0.3% 92%以下 0.9%
60キューブ赤むしは先ほどのミニ赤虫と違って1つ1つ押し出すタイプのパッケージなので管理がお手軽ですね。1キューブ1.6gで3.9円、60キューブなので1か月で118.5円。ビタミン添加なし・殺菌なしが気にならなければアベニーパファー用にちょうどいいサイズ感とお値段です。
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3.富城(有限会社富城物産)

富城物産は、1994年(平成6年)に釣り餌の輸入販売で創業した大分県の企業。ペット関連の生き餌、乾燥餌、冷凍餌の製造卸からIT事業まで幅広い事業を展開している会社さんです。2012年(平成24年)から冷凍赤虫の販売をされています。

【富城】天然アカムシ100g

【富城】天然アカムシ100g
冷凍タイプ・手が汚れない清潔なキューブ型
原材料:-
35キューブ/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:150円
1キューブ目安:2.8g・4.2円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

ワイらがいつも食べとるのこれやな~

天然アカムシ100gの特長

天然アカムシの取り扱いを始めました。
冷凍タイプ・手が汚れない清潔なキューブ型!
(引用元:富城物産公式サイト 商品ページ

天然アカムシ100gの保障成分

天然アカムシ100g:保証成分
粗蛋白質 粗脂肪 粗繊維 水分
6.0% 0.7% 0.5% 90.0%
赤虫の多くが養殖の中「天然」を謳う珍しい赤虫。1キューブ2.8gで4.2円、1か月150円。この記事を書いている現時点で我が家のアベニーパファーたちはこの赤虫を食べています。17匹中約2割が赤虫派なのですが、1キューブを2回に分けてても半分くらい残ってしまいます。アベニーパファー用には多いですね。
1回解凍した赤虫は基本は再冷凍NGやけど、ワイらの飼い主は自己責任で朝解凍したら半分をまた冷凍して夜に出してきてるで。
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4.阿蘇(株式会社阿蘇熱帯魚)

阿蘇熱帯魚は、1957年(昭和32年)創業の国産・輸入水草、観賞魚用飼料の卸問屋。会社は大阪ですが養殖場が熊本県阿蘇郡にあります。
冷凍赤虫の取り扱いは「こだわり赤虫100g」「The AKAMUSHI 100g」「特選あかむし100g」の全3種類。後者2つはネットショップでの販売はなく、品ぞろえの多いアクアリウムショップでは見かける商品です。

【阿蘇】こだわりあかむし 100g

【阿蘇】こだわりあかむし 100g
急速冷凍・ビタミン添加・UV殺菌
原材料:-
35ブロック/板チョコタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:262円
1ブロック目安: 2.8g・7.4円

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

こだわりあかむし 100gの特長

魚も喜ぶこの品質!
水分量が違います。実質量が多い!!

半繁殖による安定した品質で、デリケートな赤虫の細胞を壊さないよう、-45℃で急速冷凍しています。
急速冷凍の為、色味も良く鮮度はバツグンです。
栄養分の流出も少なく、ほとんど水を汚しません。

プレートタイプなのでお好みの量を給餌可能。
ヘビーユーザーの方にもオススメ。
急速冷凍・ビタミン添加・UV殺菌
(引用元:阿蘇熱帯魚公式サイト 商品ページ

こだわりあかむし 100gの保障成分

こだわりあかむし 100g:保証成分
粗蛋白質 粗脂肪 粗繊維 水分 粗灰分
6.2% 0.7% 0.3% 91%以下 1.2%
ワイら観賞魚用の餌には保証成分の表示義務はないんやで
阿蘇熱帯魚の冷凍赤虫3種の中で唯一ネットで買える商品です。1ブロック約2.8gで7.4円、1か月で262円なので、ビタミン添加と殺菌の2つが施されている赤虫の中では一番お買い得なアイテムですね。ただ、パッケージが板チョコタイプなので、少量しか食べないアベニーパファー用には品質を保持した管理が難しいアイテムです。
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【阿蘇】The AKAMUSHI 100g

【阿蘇】The AKAMUSHI 100g
急速冷凍・ビタミン添加・UV殺菌
原材料:-
40キューブ/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:280円※1
1キューブ目安: 2.5g・7円※1
※1:ネットショップでの取り扱いがないため、アクアショップの2009年の入荷情報に記載されていた金額です。

The AKAMUSHI 100gの特長

魚も喜ぶこの品質!
水分量が違います。実質量が多い!

半繁殖による安定した品質で、デリケートな赤虫の細胞を壊さないよう、-45℃で急速冷凍しています。
急速冷凍の為、色味も良く鮮度はバツグンです。
栄養分の流出も少なく、ほとんど水を汚しません。

一つずつ取り出せるPTP包装で、赤虫の劣化を防ぎます。
手を汚さずに、残餌なく給餌できます。
小型水槽にも適量給餌可能!

魚に大切なビタミンを赤虫に独自の方法で添加し、魚体内に効率よく取り込ませることが可能になりました。
紫外線殺菌済み。
(引用元:阿蘇熱帯魚公式サイト 商品ページ

The AKAMUSHI 100gの保障成分

表示なし

ワイら観賞魚用の餌には保証成分の表示義務はないんやで
こちらはネットショップでの取り扱いはないですが、メーカーサイトに掲載されているのでアクアショップでの取り扱い限定のようです。1キューブが約2.5gと少量でありながらビタミン添加とUV殺菌両方ほどこされてるのでアベニーパファー用にはとてもよいサイズです。ネット販売されていないのがとても残念です。

【阿蘇】特選あかむし 100g

【阿蘇】特選あかむし 100g
急速冷凍・ビタミン添加・UV殺菌
原材料:-
35キューブ/小分けタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:-
1キューブ目安:3.5g・-(ネット販売なし)

特性あかむし 100gの特長

魚も喜ぶこの品質!
水分量が違います。実質量が多い!

半繁殖による安定した品質で、デリケートな赤虫の細胞を壊さないよう、-45℃で急速冷凍しています。
急速冷凍の為、色味も良く鮮度はバツグンです。
栄養分の流出も少なく、ほとんど水を汚しません。

一つずつ取り出せるPTP包装で、赤虫の劣化を防ぎます。
手を汚さずに、残餌なく給餌できます。
急速冷凍・ビタミン添加・UV殺菌

(引用元:阿蘇熱帯魚公式サイト 商品ページ

特性あかむし 100gの保障成分

表示なし

ワイら観賞魚用の餌には保証成分の表示義務はないんやで
こちらはネットショップでの取り扱いはないですが、メーカーサイトに掲載されているのでアクアショップでの取り扱い限定のようです。1キューブが約3.5gなので、1キューブあたりの容量が11アイテムの中で2番目に大きい商品です。
アベニーパファー用には量が多いですね。

5.ベンリーパック(株式会社ベンリーパック食品)

ベンリーパックは大阪にある観賞魚用飼料の卸・製造会社。2012年に作成されたサイトに25周年と記載があるので、おそらく創立は1987年(昭和62年)と推測します。(更新されてないので推測になります)
ベンリーパックでは、ディスカスやらんちゅう向けの冷凍赤虫が複数販売されています。その中からアベニーパファー用に使うならこれという商品をひとつご紹介。

【ベンリーパック】冷凍赤虫100g

【ベンリーパック】冷凍赤虫100g
殺菌灯とオゾンによるダブル殺菌
原材料:-
35ブロック/板チョコタイプパッケージ
メーカー価格:-/ネット最安値:201円
1ブロック目安:2.8g・5.7円 

※ネット最安値:価格.com調べ。1シート分の値段でクール便の送料を含めない税込み価格です。(2020/2/21現在)

冷凍赤虫100g特長

化学物質の汚染をさけるため、養殖場の立地や培地となる鶏糞にこだわった安全性の高い、板チョコタイプの冷凍赤虫です。
殺菌灯とオゾンによるダブル殺菌により、近年問題となっている病原性ウイルスも排除しています。
キューブタイプ赤虫のような、薬品や冷凍処理により一度殺した赤虫を使うのではなく、生きたままパッキングしていますので、鮮度や栄養価がちがいます。
(引用元:ベンリーパック食品公式サイト 商品ページ

冷凍赤虫100gの保障成分

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ワイら観賞魚用の餌には保証成分の表示義務はないんやで
ベンリーパック商品からアベニーパファー用に強いて選ぶならということでピックアップした商品なので、全11種の中では1番メリットが少ないアイテムになります。別メーカー「サンミ」のこだわり赤虫が同じ板チョコタイプでありながら、ビタミン添加とUV殺菌の2つが施されて同じ100gで値段があまり変わらないので、アベニーパファー用には強みがない商品となってしまいいます。
もともとベンリーパックはディスカス向けに赤虫を作られているようなので、アベニーパファー用の土俵にあげるのに無理がありましたね。
各ネットショップの価格帯が知りたいなら楽天・Amazon・Yahoo!ボタンをクリックや!

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【終わりに】購入する冷凍赤虫が決まったら

さて、冷凍赤虫の違いはご理解いただけたでしょうか。アベニーパファー用の冷凍赤虫が決まったら、後は信頼できるショップで購入することが何より重要になります。

私の個人的な意見ですが、冷凍赤虫に関しては大手のショップから購入する方が良いと思います。なぜなら、あまり購入者の少ない個人のネットショップだと、在庫の回転が悪い場合に古いものが出荷される可能性もあり、最悪の場合管理がずさんで溶けたものを再度冷凍しているなんてことも起こりえますので。

ネットショップの口コミなどをしっかり確認しながら、ここだ!と思えるショップから購入しましょう。

どこで買うかも重要やな!
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初お迎えから数か月間はこちら

初めてアベニーパファーをお迎えしてからしばらくは、チャームさんの楽天市場店で「富城の天然アカムシ」を購入していました。

 

現在上げているのはこちらの赤虫

アベニーパファーの健康にはやはりビタミンが重要と分かってからはずっとこちらを使っています。お金はかかっても大事なアベニーの健康には変えられません!

赤虫の与え方はこちらの記事で紹介しています。

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では、楽しいフグライフを!