アベニーパファーは赤虫しか食べないと書かれたサイトを多く見かけますが、そんなことはありません。赤虫以外にもいろいろとアベニーたちが食べる餌がたくさんあります。
今回は、アベニーパファーが食べる餌10種の特長と食いつき具合を紹介していきます。
先にお伝えしておくと、残念ながらグルメなアベニーパファーたちが100匹中100匹とも食べる餌は存在しません。個体による好みの差が少なからずあります。
メインの餌にプラスしてお家にお迎えしたアベニーちゃんの様子をみながら臨機応変に複数の餌を試すことも必要になります。
こちらの記事は、メインの餌決めやアベニーの偏食に困ったときのカタログ代わりとして活用していただければ幸いです。
それではアベニーの餌10種をジャンルごとに紹介してまいりましょう!
人工飼料(人工餌)
1.【JUN】クリルグラニュール:食いつきNO1!
※残念ながらクリルグラニュールは廃盤になってしまいました。販売元に問い合わせたところ製造工場に衛生上の観点から行政指導が入り、つくれなくなってしまったそうです。その後も別工場で後継品を試作したものの以前のような食いつきを再現できなかったのでクリルグラニュールは廃盤となったとのことです。
クリルグラニュールに変わる顆粒餌については↓こちらの記事にまとめています。
クリルグラニュール パッファ13g | クリルグラニュール40g |
「いったいどうしちゃったの!?」と言いたくなるくらいアベニーたちが食いつくのが、ペット用品の販売・輸出入会社JUN(ジュン)の「クリルグラニュール」。
左の黒地にアベニーの写真が載っている「クリルグラニュールパッファ―13g」と右の「グラニュールお徳用40g」の中身は同じです。(JIN公式サイト情報)
アベニーを飼い始めた当初は2つの違いが分からなくて13gを購入していましたが、中身が同じと知った今は40gを購入しています。我が家のアベニーはクリルグラニュールが大好きです!
グラニュールをくわえる姿は本当に可愛くて「うちのアベニーマジ天使!」と思わず口にしてしまいます。
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さて、クリルグラニュールは小さなツブ状(顆粒)で、1粒のサイズには多少ばらつきがありますが、直径約1mm・長さ2~3mmの円柱型です。缶の中には専用のスプーンが一緒に入っています。
お迎えしたばかりの体が小さいアベニーたちには、これでも粒が大きいので、カッターで3等分くらいに切ってあげると、上手に食べれずいじけて拒食になるのを防げます。
クリルグラニュールは、エビに似た生き物オキアミ(クリル)の栄養価の高い部位(頭部や目玉)を厳選して、小さな魚にも食べやすい小粒の顆粒にした人工飼料です。原材料は次の通り。
【原材料】オキアミ・トレハロース・乳酸カルシウム・アルギン酸ナトリウム・Lグルダミン酸ナトリウム・コハク酸ナトリウム
(パッケージより引用)
お値段はネットショップによってピンキリで、私が知る限りAmazonでJIN公式から購入するのが1番お安いです。
Amazonプライム会員なら送料無料でクリルグラニュール40gは1缶1,518円(税込)。プライム会員ではない場合、1缶1,518円は変わらず別途送料がかかりますが、2,000円以上で送料無料なので2缶買うとよいですね。
クリルグラニュールの評価 | |
---|---|
食いつき度 | 4.5 |
保存や管理のしやすさ | 5.0 |
おすすめ度 | 5.0 |
コメント | 1缶のお値段は高めですが、食いつきもよく保存もしやすいのでとってもおすすめ。一番コスパが良い餌だと思います。 最初に何かひとつ選ぶならクリルグラニュール40gを推します! |
クリルグラニュールについては別の記事でもっと詳しく紹介します。
2.【キョーリン】バイブラバイツ(VIBRABITES)
バイブラバイツ35g | バイブラバイツ73g |
ツイッターやブログでアベニーパファーも食べたという報告をちらほら見かける、観賞魚用飼料のパイオニア企業キョーリンのVIBRABITES(バイブラバイツ)。
こちらは見た目を赤虫(アカムシ)に似せた人工飼料。
とても固く、色は写真のように黒っぽい赤ですが、ふやけると白っぽいピンクになります。サイズは直径0.5cm・長さ4mmほどです。
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このまま水槽に入れると固すぎでアベニー以外の熱帯魚も食べないので、少し水でふやかしてからあげる必要があります。
アベニーたちのことを考えると栄養バランス的にはとても良い餌なのですが、SNSなどで確認するとアベニーたちの食いつきにはばらつきがありました。
アベニーのバイブルバイツ食いつき具合報告例
アカムシそっくりの人工餌、バイブラバイツをアベニーパファーにあげてみました。
動画の通り、中々の食いつきです。試験的に、もう少し様子を見てみますが、順調に食べるようなら、人工飼料に餌付きにくいアベニーの飼育がグッと楽になりますね!#キョーリン#アベニーパファー #バイブラバイツ pic.twitter.com/1lJA2xF8sU— アクアテイク-E熱帯魚専門店 (@aquatakee) October 24, 2019
バイブラバイツ入荷致しました!
アベニーパファーが食べる数少ない人工餌の一つです!#アクアテイラーズ #アクアテイラーズ尼崎つかしん店#バイブラバイツ pic.twitter.com/kQObBh15Uq— アクアテイラーズ尼崎つかしん店 (@aquatailorsama) October 20, 2019
バイブラバイツ入手困難したっ!
投入してしばらく見てたけど…我が家のアベニーさんは食いつかなかった(꒪д꒪II
かなり浮いているので、沈んだら食べるかな(一縷の望み)#バイブラバイツ— eimy (@0_eimy_0) November 4, 2019
我が家での食いつき具合
なお、我が家のアベニーたちはバイブラバイツを突く子はいても全く食べません。
アベニーたちの反応はこんな感じです。
- 赤いので「わーい♡赤虫」といった感じで勢いよく近づいてバイブラバイツを目の前にすると「なんだ偽物じゃん!」と言っているかの如くスルーして突っつきもしない
- 「わーい♡赤虫」と喜び勇んでバイブラバイツを突っついてみて「ん?なんか硬い!もういいや」となる(体長3cmの大人アベニーと体長1㎝くらいの若い子)
- 「赤いんだしあのおいしい赤虫のはずだ!」と何度も何度もバイブラバイツを突っつくけど結局食べてはいない(体長1㎝くらいの若い子)
- 「わーい♡赤虫」と口に含んでバリバリするが、「いつものおいしいのじゃない!ペっっ!」と吐き出す(我が家で1番食欲旺盛な大人のメス)
(記事初回執筆時に加え、2021年6月に久々に上げてみたときの反応を含めて記載しています)
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本日(記事の初回執筆時)のバイブラバイツチャレンジの結果、ご査収ください。
朝の餌タイムに バイブルバイツをまぜてみた |
帰宅して確認すると。。 バイブラバイツのみ残ってた |
ちなみに、お値段はネットショップによってピンキリです。単体では35g350円が最安値のようですがこれに送料が加わります。なお、キョーリン公式では35gが税込610円、73gが税込1,150円です。
バイブラバイツ(VIBRABITES)の評価 | |
---|---|
食いつき度 | 2.0 |
保存や管理のしやすさ | 5.0 |
おすすめ度 | 2.0 |
コメント | アベニーたちの食べ過ぎによる体調不良を減らすためにはこの餌はとてもいいのですが、食いつかせる努力が必要です。 他の餌をメインであげつつ、こちらにも慣れさせるチャレンジをするなら購入してもよいと思います。 |
冷凍餌
3.冷凍赤虫(アカムシ)
【富城物産】冷凍アカムシ100g | 【キョーリン】クリーン赤虫 100g |
アベニーパファーの餌といえば赤虫!と言われるぐらい、アベニーの餌として知られる赤虫の冷凍版です。
アベニーパファー用なら画像のようにキューブ状に小分けになってタイプがおすすめです。冷凍赤虫については別の記事でもっと詳しく解説します。
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冷凍赤虫は、小さなカップにキューブを取り出して飼育水(水槽の水)で溶かしてスポイトかピンセットで与えます。
カップに取り出す | 飼育水で溶かす |
我が家では、水面ではなく底砂近くに設置したエサ皿めがけて赤虫をスポイトで投入しています。
ちなみに、一度解凍した赤虫を再度冷凍するのは雑菌の問題からNGとされています。
アベニーたちの餌の定番とされるだけあって食いつきがよく、食べる姿も可愛いです。
ちなみに、アベニーは赤虫しか食べないという情報もありますが、赤虫に見向きもしないアベニーもいます。
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我が家の19匹のアベニーたちの2割が赤虫、8割がすでに紹介したクリルグラニュールを好んで食べています。(※クリルグラニュールは廃盤になりました。)
なお、赤虫をただ単に冷凍したものではなく、ビタミンを配合したものや赤虫の雑菌を防ぐ処置をしたものを選ぶのがポイントです。
冷凍赤虫のお値段はピンキリで、手間をかけて作られたものほど高くなります。しかもクール便の送料がかかるのでいいお値段になります。
アベニーパファー用に購入される赤虫代表格4種の楽天市場でのお値段はこんな感じです。(2020年2月15日現在)
商品名 | シート枚数 | 税込み価格 |
富城物産 冷凍赤虫 100g | 1枚 | 181円+クール便代 |
キョーリン クリーン赤虫 100g | 1枚 | 380円+クール便代 |
キョーリン クリーン赤虫 ミニキューブ 40g |
1枚 | 248円+クール便代 |
キョーリン UV赤虫 | 1枚 | 280円+クール便代 |
クール便代は1,000円以上かかるので、お迎えしたアベニーたちの食いつきがいいようなら、2回目以降はまとめ買いするのが得策ですね。
冷凍赤虫の商品の違いについてはこちら(↓)の記事で詳しく解説します。
冷凍赤虫の評価 | |
---|---|
食いつき度 | 4.0 |
保存や管理のしやすさ | 2.5 |
おすすめ度 | 4.5 |
コメント | 食べ残しが水質を悪化させたり、アベニーには量が多すぎたり、興味を示さないアベニーもいたりとデメリットも多めですが、食いつき率は高く、食べる姿も可愛いのでこまめな管理ができる方にはおすすめです。 |
【冷凍赤虫食いつきプチレポ】
我が家は冷凍赤虫と人工飼料のクリルグラニュールの両方をあげています。2種類を比べた時には、クリルグラニュールの方が食いつきがいいです。我が家の19匹のアベニーは赤虫派:グラニュール派が2:8な感じです。クリルグラニュール強し!
乾燥餌
4.乾燥赤虫(アカムシ)
【キョーリン】 ひかりFDビタミン赤虫 12g |
【キョーリン】 ひかり教材乾燥赤虫 徳用15g |
アベニーパファーが好きな赤虫を乾燥させた餌も販売されています。
冷凍とはいえ赤虫の生々しい姿に少し抵抗がある方は、はじめからこちらを選択するかもしれませんね。ですが、グルメなアベニーの食いつき率はあまり高くありません。
我が家では1度も試したことがないので強くは言えませんが、今回いろいろ調べた結果、アベニー飼育者で乾燥赤虫を試した方の勝敗は、負けの方が多くありました。
今回紹介した2つの商品はアベニーが食べたという飼い主情報があった乾燥赤虫なので、食いつかない可能性を覚悟して、一度あげてみるのはいいかもしれません。
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なお、2つの商品の違いはビタミンを添加しているか赤虫そのままかです。
ひかりFDビタミン赤虫 12g | ビタミン添加による栄養バランスにも優れたフリーズドライ赤虫 |
---|---|
ひかり教材乾燥赤虫 5g/15g | 生きた赤虫の成分をそこなわないように急速凍結真空乾燥した商品 |
お値段は、公式(キョーリン)情報では、ひかりFDビタミン赤虫12gが税込880円、ひかり教材乾燥赤虫5gが税込495円、15gが920円です。
5.クリル
【Charm】 フグ用ひとくちクリル ff num21詰め替え用 |
【テトラ】 テトラクリル |
クリルとは「オキアミ」というエビによく似た生き物を乾燥させたものの総称です。
テトラが販売している「テトラクリル」が有名ですが、テトラクリルは1つ1つのサイズが大きいので小さなアベニーパファーには、Charmの「フグ用ひとくちクリルff num21」がおすすめ。
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Charm公式の動画でもたくさんのアベニーがff num21にくいついている動画が紹介されていました。
生餌
6.スネール(貝類)
餌用 巻貝 | ラムズホーン |
アベニーパファーは「スネールイーター」の異名を持ち、アクアリストの悩みの種であるスネール(貝)を好んで食べます。
アクアリストの中には、アベニーをスネール駆除要員として水槽に投入する人もいるくらいです。
多くの水槽でスネール(貝)は自然発生するようですが、我が家の水槽ではこれまでにスネールを確認したのは1回だけでした。
私がスネール(貝)に気づいた時にはもう食べられた後だったみたいです。アベニーとスネールの遭遇、ご査収ください。
さて、スネールは餌用にも販売されていますが、下手に増えすぎても困りますし、管理も大変になるので、あえてスネール(貝)を購入してメインの餌として与える必要はないと思います。
ただ、アベニーの中に他の餌をどうしても食べない子がいる際には、水槽内の水質をきれいにしてくれる淡水シジミを試してみるのもいいと思います。
アベニーパファーを飼って1週間。
冷凍赤虫をあげてたけど、食べなくて細くなっていく、ぷっ君。拒食かと思い心配。今日しじみを買って来てパカっと開けてあげたら、美味しそうに食べる♡
水槽にしじみ買お😁 pic.twitter.com/NbQpBv2tSI— ぴよぴよ〜ん⭐︎ (@piapianak) May 13, 2020
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7.エビ(シュリンプ)
ミナミヌマエビ |
アベニーパファーは甲殻類が大好物。水槽内のコケ取り要員としても人気のエビ(シュリンプ)たちも、アベニーにとってはご馳走になります。
エビ(シュリンプ)の中でも淡水で繁殖するミナミヌマエビはアベニーの非常食兼コケ取り要員として、多くのアベニー飼育者が水槽に投入しています。
ちなみに、アベニーみんながみんなエビ(シュリンプ)を食べるわけではありません。また、アベニーの体が小さい頃はエビ(シュリンプ)を食べなくても大きくなると食べだすこともあります。
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我が家では、ミナミヌマエビとレッドファイヤーシュリンプをアベニーに食べられる覚悟で混泳させているのですが、残念なことに時々食べられてしまっています。
こちら(↓)のアベニーはエビが好きなようでよくハントしています。
ミナミヌマエビのお値段は、1匹だと120円前後ですが、10匹、20匹とまとめて購入するとお安くなります。
非常食としてのミナミヌマエビの評価 | |
---|---|
食いつき度 | 3.0 |
管理のしやすさ | 3.0 |
おすすめ度 | 4.5 |
コメント | アベニーたちはミナミヌマエビの頭としっぽしか食べないので食べ残しを処理したり、ミナミヌマエビ自体が脱皮不全で星にならないようにとメンテナンスが必要ですが、水槽内のコケ取り要員としても必要なのでおすすめです。(たべられちゃうのはショックではありますけど。。) |
8.ブラインシュリンプ
【テトラ】ブラインシュリンプ エッグス |
ブラインシュリンプは、アルテミアという生き物の一種のことで、熱帯魚の稚魚の餌の代表格とされています。
アベニーパファーベビーが生まれたら必ずブラインシュリンプをあげるのですが、大人アベニーたちの食いつきもいい餌になります。
ただし、ブラインシュリンプだけでは大人アベニーに必要な栄養としては足りないので、拒食ぎみのアベニーがいた場合の臨時餌としての役割をお勧めします。
我が家の場合、1期生アベニーの中に全く餌を食べずにいつも水草のアヌビアスナナをつついてばかりいた子がいました。
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あまりに餌を食べないので試しにブラインシュリンプをあげてみたら面白いほどバクバク食べてくれたのです。そこからは体がグングン大きくなり、今では赤虫もクリルグラニュールもバクバク食べています。
▼ブラインシュリンプ追いかけ中のアベニー
ちなみに、ブラインシュリンプは卵を塩水で24時間かけて羽化させる手間がかかったり、淡水の中では1日しか生きられないのでアベニーが手べなかった分は水質を悪化の要因になってしまうというデメリットがあります。
なお、ブラインシュリンプの大きさは羽化したてが0.4mmくらい、24時間後で0.8mmくらいと、とっても小さいです。
ブラインシュリンプのお値段ですが、今回紹介しているテトラ のブラインシュリンプエッグス 20ccの最安値は楽天市場で税込435円+送料660円でした。
ブラインシュリンプの評価 | |
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食いつき度 | 5.0 |
保存のしやすさ | 3.5 |
おすすめ度 | 4.5 |
コメント | なかなか餌を上手に食べれないアベニーや拒食気味のアベニーがいるときにはすぐさまブラインシュリンプをあげるのをお勧めします。 |
9.タマミジンコ
ミジンコの中でもサイズが全長約1mmの小さいタイプが「タマミジンコ」です。
我が家ではベビーラッシュでブラインシュリンプを沸かすのが追いつかなかった時期に購入し、稚魚に与えましたが、警戒しながらも食いつきました。
ブラインシュリンプに食いつく勢いに比べるとやや劣りますが、食べないということあありませんでした。
ただ、ミジンコ自体は食べ続けないと生きていけないので、生餌として購入してしばらく生存させるには、タマミジンコのえさとなる「クロレラ水」の購入も必要です。
また、購入時に全滅していたりすることもあり、タマミジンコの生体に混ざってる耐久卵を孵化させたりと事前に知識がないと、買って損する形になります。
タマミジンコについてはまた別途詳細記事を執筆予定です。
タマミジンコの評価 | |
---|---|
食いつき度 | 4.5 |
保存のしやすさ | 3.0 |
おすすめ度 | 4.0 |
コメント | 購入時大きく成長したタマミジンコ死んでいるのでびっくりします。タマミジンコの保存にはクロレラ水が必要だったりと少し手間ですが、うまくすれば自宅で繁殖も可能なので繁殖できればコスパよしですね! |
※タマミジンコは「メダカ学園」さんでの購入がおすすめです。
合わせてクロレラ水も購入しておきましょう。
10.活イトメ
活イトメとは、生きているイトメ(イトミミズ)のことです。
アクアショップのアベニー水槽を覗いたときに、小さな容器の中にピンク色のウヨウヨ動く細いものが入っているのを見かけたことはないでしょうか。(上の画像のようなの)
あれがイトメです。
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活イトメを食べるアベニーもいますが、イトメの管理がかなり手間なのでアクアリウム初心者にはあまりおすすめできません。
ただし、旅行や出張でどうしても長期に家を空ける際には、アクアリウムショップ方式で活イトメを投入するのは一つの手だと思います。
我が家でも今度試してみようとたくらんでいるところです。
活イトメのお値段は、国産50gで税込2,120円+送料となかなかのお値段になります。
活イトメをメインの餌にしている方は、お家でイトメを増やしたりして経費を抑える工夫をされているようです。
アベニーの食事は口からだけでなくエラからも!
アベニーパファーたちは口からモグモグ食べる餌から栄養を得るのでなく、エラからも栄養を吸収しています。エラからの食事用に必要なのが液体栄養剤です。
カルキ抜きした水道水だけでは、アベニーたちに必要な栄養素が不足してしまうので液体の栄養剤を水槽に入れてあげます。
【アクアシステム】ミネラルバランス
【アクアシステム】ミネラルバランス 500ml | 【アクアシステム】ミネラルバランス 5L |
アベニー水槽用の液体栄養剤は、こちらの商品がおすすめ!
何がいいって、これ1本でアベニーも元気で、一緒に飼っているミナミヌマエビの脱皮不全も解消できたからです。
この商品を知るまでは別の液体栄養剤を複数使っていたのですが、手間も費用も掛かるので1本にまとめたいと思っていた際に、この商品を教えてもらいそこから愛用しています。
この栄養剤にしてからエビの脱皮後も皮がしっかりしたものになっていて、お亡くなりになる率がへりました。
水槽の立ち上げ時や水替え時には規定量を入れ、それ以外の時は1日1回キャップに1mmほどを水槽に入れています。(我が家の水槽は60cm水槽です)
【終わりに】最初から揃えておきたい餌3種
最後にアベニーパファーの餌として揃えておきたい三種の神器をお伝えして終わりにしたいと思います。
我が家ではこの3種をアベニーたちにあげています。
メインの餌 | ジュン (JUN) クリルグラニュール 40g ※廃盤によりもうすぐ我が家の在庫もなくなります |
---|---|
サブの餌 | 冷凍アカムシ |
拒食への備え | テトラ ブラインシュリンプ エッグス 20cc |
※残念ながらクリルグラニュールは廃盤になってしまいました。販売元に問い合わせたところ製造工場に衛生上の観点から行政指導が入り、つくれなくなってしまったそうです。その後も別工場で後継品を試作したものの以前のような食いつきを再現できなかったのでクリルグラニュールは廃盤となったとのことです。
我が家でも現在クリルグラニュールに変わる顆粒エサを模索中です。いろいろ試した結果を↓こちらで紹介しています。
アベニーパファーはとんでもなく個性が強く、エサの好みもこだわりが強い子がいます。
エサが合わないと拒食症になってしまうので、最初に2~3種類エサを用意しておくことがおすすめです。
それでは、楽しいフグライフを!