アクアリウム基礎知識

底砂掃除の達人!コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)とは?魅力や特徴・寿命・エサ・飼育方法・注意点など基本事項を紹介【熱帯魚の基礎】

熱帯魚を飼い始めると底砂のお掃除をしてくれる子をお迎えしたくなりますよね。

今回は、アクアリウム界で人気が高い底砂掃除の達人「コリドラス」の中でも大きくなっても3㎝なミニミニボディが可愛い「コリドラス・ピグミー(別名:コリドラス・ピグマエウス)」を紹介します。

実際に我が家で飼育している状況なども織り交ぜながら、基本情報をお伝えしますね。

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)とは?

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)はこんな熱帯魚

「コリドラスピグミー」は別名「コリドラスピグマエウス」と呼ばれる南米に生息するナマズの仲間です。銀系のボディに横に1本黒いラインが入ります。口元には短いおひげが2本。つぶらな黒い目がとてもキュートです。

コリドラスピグミー(ピグマエウス)は、底を這うように泳ぎ、底砂に落ちている残餌を食べる習性をもつ「コリドラス」グループに属します。

ちなみに、コリドラスは「ショートノーズ」「セミロングノーズ」「ロングノーズ」の3種に分かれるのですが、コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)は「ショートノーズ」に属し、その中でも成長しても3㎝ほどにしかならない「ミニコリ」に分類されています。

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の特徴は?

回遊性が高い!

「コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)」は底砂で過ごすコリドラスに属しますが、水槽内をよく泳ぎまわるのが特徴です。体を左右に振りながらチロチロと泳ぐ姿はとってもキュートです!

水槽にお迎えしたときや大規模なレイアウト変更をしたときには、警戒心から群れを成して水槽内を泳ぎます。小さな体を左右に振り振りしながら群れで泳ぐ姿はとっても可愛いですよ!ただ、環境に慣れてしまうと群れて泳ぐことはなくなるので、ちょっと寂しいです。

あとは、混泳させている熱帯魚に群れる魚がいる場合、そのあとをついて泳ぐ姿も見受けられます。自分より体の大きなお魚を追いかけて体を左右に振りながら泳ぐ姿もとってもキュート!

(↑こちらはラスボラ・ヘテロモルファの群れに混ざって泳ぐコリドラスピグミー)

エラ呼吸以外に水中での呼吸もするため「水面ダッシュ」をする

コリドラスピグミー(ピグマエウス)を含むコリドラスは、エラ呼吸以外に腸で呼吸(腸呼吸)をするため、底砂から突然ピューっと水面にダッシュで泳いでいき鼻先を水面に出し、また戻るという行動をします。この様子を「水面ダッシュ」と読んだりします。

1日に数回水面ダッシュをする分には問題ないですが、頻度があまりに多いときや水槽の角で水面から鼻先を出したまま動かないと言う時は要注意です。

水槽内の水温が上がり水中の酸素濃度が低くなっているか、エラに問題が生じているときです。水温と水質の確認をして、底砂の掃除や水替え・フィルター掃除などをしましょう。

ちなみに、我が家では水質検査をしたい時にはテトラさんの「テトラテスト6in1」を使っています。


なお、我が家では2020年の9月に突然ピグミーたちの水面ダッシュが増え、次々に天に召され経験がありちょっとトラウマになっています。。

集団行動が好き

環境に慣れると、群れて泳ぐことはありませんがよく仲間同士で集まる姿をよく見せてくれます。

(↑こちらは「ベタのおやすみリーフ」の上で睡眠をとるコリドラスピグミーたち)


(↑こちらは水槽の端っこで座談会中のご様子)

みんなで仲良くする姿がとってもかわいいので、コリドラスピグミーは5匹以上、可能なら10匹以上でお迎えするのをお勧めします。

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コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の基本情報(サイズ・寿命・飼育環境・値段)と飼育の注意点

サイズ・寿命・飼育環境・値段

サイズ(最大) 3cm
寿命 2~3年
飼育環境 水温: 22~28℃
水質: 弱酸性~中性
pH:6~7.5前後
値段(目安) 1匹あたり175円(税込)~

コリドラスピグミーは既にお伝えした腸呼吸をするので、酸欠や高温に強いタイプであれりますが、水温は低めの方が調子がいいようです。
ただ、我が家では熱帯魚の多くがかかる病気「白点病」が出ないよう27~28度で飼育しています。

飼育の注意点

水質の変化に注意

幼魚は導入時の水質の変化に弱い面があるので、お迎え時は水合わせをしっかりとしてあげましょう。

世界最小の淡水フグアベニーパファー用に書いていますが、「水合わせって何?」と言う方はこちら↓の記事を読んでみてください。我が家でオトシンネグロをお迎えしたときもこの方法で水合わせしています。

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水温に注意

コリドラスピグミーを含むコリドラスの仲間は高水温に弱いので、特に夏場の水温上昇には注意が必要です。

既にお伝えした水面ダッシュが頻繁な時は水温と水質をチェックしてください。

砂底をきれいに

砂底にいることが多いので砂底のお掃除も定期的にしましょう。コリドラスピグミーが体を水草や岩などにこすりつける様子を見せるときは、体についた寄生虫や菌を取ろうとしているときです。

水替え後1~2日行うくらいであれば問題ないですが、頻繁にこすりつける動作をするようであれば、水槽内に「ヒコサンZ」を入れて様子を見ましょう。

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コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の餌

コリドラスピグミーたちはかなりの雑食で生餌でも人工飼料でも何でもよく食べます。ただ、基本的には底砂にいるので、水中に浮くエサではなく、エサ皿や底砂に置ける沈むタイプのエサをあげましょう。

「冷凍赤虫」「コリドラス用タブレット」があればよく食べます。我が家では、一緒に暮らすアベニーパファーやオトシンクルス、バンブルビーフィッシュと一緒に赤虫を一所懸命食べています。

我が家で上げている赤虫はキョウリンさんの「クリーン赤虫ミニキューブ」です。

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コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の性格と混泳

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の性格

コリドラスピグミー(ピグマエウス)は穏やかな性格です。そして、警戒心が強く人水槽内に仲間が少ないと水草の影や岩陰に隠れてしまいます。

複数匹で飼育してあげた方がストレスが減り安心するようです。5~6匹で一緒にいるときは、人が近づいても逃げずにじっとしています。

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の混泳

まず、コリドラスピグミー同士の混泳は全く問題ありません

他の熱帯魚と混泳する場合、コリドラスピグミーを捕食する種でなければ問題ありません。同サイズの熱帯魚との混泳が好ましいですね。

底砂に埋まった残り餌も食べてくれるお掃除屋さんとして他の熱帯魚のタンクメイトとして重宝されます。ただ、コリドラスの中ではミニサイズなので、食べる量は少ないのでお掃除屋さんとしての働きは数で勝負と言った感じです。

ちなみに、我が家では気性が荒い世界最小淡水フグ「アベニーパファー」をはじめ、「バンブルビーフィッシュ(ゴビー)」「オトシンクルス」「オトシンネグロ」「ラスボラヘテロモルファ」と混泳させています。

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アベニーパファーだけが、底砂でじっとしているコリドラスピグミーを威嚇してつつくようなしぐさを見せますが、実際に噛まれて病気になるということは起こっていません。

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コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)のオスとメスの違い

オスよりもメスのほうがサイズが大きく腹部に膨らみがある丸みを帯びた体型です。オスの方は体が少し小さくほっそりとしています。

とはいえ、水槽に成長したオスとメスがいる状況でないと区別はつきにくいですね。

コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の産卵・繁殖方法

水槽内の飼育環境でも複数匹で飼育するコリドラスピグミーたちにとって安心できる環境で成熟したオスとメスが水槽内にいれば、自然と産卵にいたる場合が多いタイプです。

熱帯魚たちの産卵方法は5タイプほどあますが、コリドラスピグミーたちは粘着性のある卵を水槽のガラス面や水草の表面、水槽内のインテリアなどに産みつけます。

繁殖行動としては、アプローチのためにオスがメスをしきりに追いかけるようになります。産卵に入る前には、コリドラス独特の「Tポジション」というメスがオスのお腹を吸う行動をとります。その後、メスは卵を産みます。じっとして生むと言うより泳ぎながらガラス面や水草なのどに産み付ける感じですね。


Tポジションを取るコリドラスピグミー
引用元:https://ameblo.jp/mayuminosakana/image-12489273533-14498391192.html

検索してみるとコリドラスピグミーの産卵と稚魚の育成に成功した方の記録が結構でてきます。

ちなみに、我が家では1年以上飼育しても卵をすることはありませんでした。(おそらく私がアベニーパファーの稚魚とバンブルビーフィッシュの稚魚の飼育に夢中だったからだと思われます。)

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終わりに コリドラス・ピグミー(ピグマエウス)の魅力

コリドラスピグミーたちは、少数で飼育するより10匹くらいの大所帯で飼育する方が怖がって隠れたりせずに水槽内で安心して生活してくれます。

つぶらな瞳と小さなボディは本当に癒しをくれるかわいい子ですよ!小さな砂底襲う事態をお迎えしたい方は、ぜひコリドラスピグミーを検討してみてくださいね!

では、素敵なアクアリウムライフを!


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