淡水で飼育できるフグの種類は様々。「淡水で飼育可能なフグ12種」にピックアップしただけでも12種以上!どのフグちゃんも魅力的でどの子を飼育するか迷いますよね。
こちらの記事では、淡水フグを飼ってみたいあなたのために次の2つをお伝えします!
- フグ初心者が飼育する種類を選ぶときのポイント3つ
- 淡水フグ愛MAXの私がオススメするフグちゃん
それでは3つのポイントから紹介していきましょう!
飼育するフグの種類を選ぶ3つのポイント
ポイント1:人口餌も食べる種類か
フグちゃんたちは思った以上にグルメ。生きている餌(生餌)しか食べない子もいます。餌が気に入らないと拒食になり、次第にガリガリにやせ細って亡くなってしまう子もいるくらいなんです。
初めて淡水フグを飼うなら人口餌も食べてくれる種類を選びましょう!
ただ、個体によって差もあるので人口餌がOKな種類であってもお迎えした個体(フグ)によっては人口餌を食べてくれないこともあります。
その際には、飼い主となるあなた自身またはご家族が「生餌(冷凍を含む)」も扱えるかを確認しておく必要があります。
フグちゃんたちが好んで食べる生餌は、アカムシ、イトメ、ブラインシュリンプ、スネール(貝)などです。アカムシやイトメは冷凍でも大丈夫です。
特に家族でお住いの場合、お家の冷蔵庫に冷凍アカムシを入れるのを反対する家族がいないか事前に確認する必要があります。
家族が反対する場合は、フグちゃんの生餌用に小さい冷凍庫つき冷蔵庫を用意してあげるのも手です。
ポイント2:歯切りが不要か
私も淡水フグの飼育をするまで知らなかったのですが、フグには歯があります。
フグの種類によっては、前歯が伸びすぎてしまう子の「歯切り」をする必要があります。
歯が伸びすぎると餌が上手に食べられなくなり、体が弱って亡くなってしまうこともあります。
ただ、歯切りはフグの命を危機にさらすで飼い主もそれなりに覚悟が必要。
そこで、初めて淡水フグを飼うなら歯切りをしなくても飼育可能な子たちがおすすめ!
ポイント3:飼育情報をゲットできるか
近年はブログだけではなくインスタやツイッターを覗けば飼い主さんやアクアショップが投稿した飼育情報が見られるようになりました。
ですが、一般的な熱帯魚に比べてフグちゃん情報は数が少ないもの事実。
さらに、読者のために分かりやすい文章でまとめられた飼育情報となるとさらに希少です。
フグちゃんを飼いだすと、餌を食べない、様子がおかしい、病気になったなどいろいろなトラブルが発生します。逆にハッピーイベントとしては、卵を産んだ、ベビーが生まれた!などがあげられます。
そんなときに的確な情報をすぐにゲットできるかも重要なポイントになります。
3つのポイントを全て満たすオススメの淡水フグは!?
淡水フグを初めて飼うなら、おすすめNO1は何といってもアベニーパファーです。
大人になっても3cmくらいにしかならず、歯切りも不要です。
人口餌も「ジュン (JUN) クリルグラニュール パッファ 13g」なら、かなり食いつきがいいですよ!うちのアベニーたちは、アカムシよりこのクリルが大好物。
また、アベニーパファ―を飼育している方は他の淡水フグに比べると多いので、飼育情報も集めやすいです。
なお、アベニーパファ―を飼う前に知っておきたいポイントは「アベニー記事まとめ」にまとめているので是非ご覧ください。
アベニパファー基本情報 | |
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通称・別名など | アベニー |
体長(最大サイズ) | 2.5~3cm |
寿命 | 約3年 |
販売サイズ | 1~3cm |
販売価格 | ¥300~500 |
入手難易度 | 普通(繁殖期の8月末~10月末は入荷しないことあり) |
飼育難易度 | 普通・フグ初心者向け |
エサ |
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繁殖 | 繁殖例多数あり |
飼育環境例 | 水槽サイズ:20cm~ 水温:24〜28度 水質:弱酸性-中性 |
生息地 | 主にインド南西部(パンバ川等)の淡水域 |
学名/英名 | Carinotetraodon travancoricus/Dwarf pufferfish |