アベニーパファーがどんな熱帯魚なのか知りたい、アベニーパファーを飼いたいから情報収集中、実際に飼育中という方に向けて、アベニーパファーのすべてをお伝えする記事です。
サイズや寿命、値段、性格や魅力・欠点と言った生体の基本情報から、実際に飼育をスタートさせるために必要な知識、実際の飼育方法、飼育トラブル、万が一天に召されたときの処理方法、飼い主としてのメンタルまで丸っと紹介しています。
- アベニーパファーとは?どんな熱帯魚?
- アベニーパファーの寿命は?
- アベニーパファーの値段は?
- アベニーパファーのオスとメスの違いは?見分け方は?
- アベニーパファーのエサは?何を食べるの?
- アベニーパファーに必要な飼育環境と飼育難易度は?
- アベニーパファー飼育に必要なものは?初期費用はどれくらい?
- アベニーパファーは混泳できる?タンクメイト選びの基準は?
- アベニーパファーは小型水槽と大きめの水槽どちらで飼うのがいいの?
- アベニーパファーの飼育を始める前に必要な準備は?
- アベニーパファー選びのポイントは?
- アベニーパファーの飼育は何をすればいいの?
- アベニーパファーの繁殖は簡単?繁殖方法や稚魚の飼育方法は?
- アベニーパファーの病気は?
- アベニーパファーが天に召されたらどうしたらいいの?
- 万が一途中で飼えなくなったらどうしたらいいの?
- アベニーパファー飼育者としての心構えは?
- 終わりに
アベニーパファーとは?どんな熱帯魚?
アベニーパファーは、南インドやスリランカの淡水域に生息する世界最小のフグです。
フグと聞くと海水じゃないと飼えないイメージがありますが、実は淡水で飼育できるフグは10種類以上いるんです。他の淡水フグを知りたい方はこちら
「アベニーパファー」と言う呼び名は日本だけのもので、英名は「Dwarf pufferfish」、学名は「Carinotetraodon travancoricus」です。
アベニーパファーと言う和名の由来が書かれた記事を見つけたので紹介しますね。
アクアライフ編集部(2008)に解説が載っており、スリランカからジャングルパファーのインボイスで入荷したが、取扱業者のスタッフの方でフグ好きなアベさんがおられ、さらにフグの分類の権威の先生にも阿部さんがおられるということから、アベさんという名前にはフグ好きが多いなという理由でつけられたとのことです。
(引用元:市立しものせき水族館 海響館の記事より)
このサイトを訪問してくれるアベニーパファー好きさんにも「阿部さん」が多いのか気になりますね!
ショップで販売されているアベニーパファーは、自然界に生息していた「ワイルド」と国内で飼育された「ブリード」の2タイプがいます。ネットショップで「アベニーパファー(ワイルド)」と書いてあったりするのを見かけると思います。
アベニーパファーの生息地をもっとっ詳しく知りたい方は↓こちらの記事をご覧ください。
川を泳ぐ野生のアベニーパファーの動画もみれますよ♪
アベニーパファーのサイズ
アベニーパファーの1番の特徴は、大人になっても3cmというとっても小さなミニミニボディですね。淡水飼育できるフグだけでなく、世界にいる約200種のフグの中で最小サイズです。
ちなみに、アクアリウムショップ(熱帯魚屋)で販売されるアベニーパファーの大きさは、体長約1.5㎝(孵化後約7か月)から約2cm(孵化後約1年)の子が主流です。
時々、2㎝よりも大きいアベニーパファーが販売されていることもあります。
実際にショップでアベニーパファーを見るとその小さな体とキョロキョロ動く丸い目、しっぽをくるりんと丸める姿、ホバリング(ヘリコプターが空中で停止)するような泳ぎ方などが可愛すぎて、キュンキュンします。
ぜひ、写真や動画だけでなく実際のショップに足を運んでその可愛さを体感してくださいませ。
ショップでアベニーパファーを選ぶときのポイントをまとめた記事もあるので合わせてご覧ください。
アベニーパファーの色や柄
アベニーパファーの見た目は、黄色いボディに黒のブチ模様が主流ですが、個体によって模様の入り方は様々です。黒ゴマのような細かい黒い点々がある子もいれば、白ゴマのような白い点々がある子、メタルっぽい白い線がたくさん入っている子などがいます。
お腹はの中央部分白いです。個人的には、アベニーパファーの白いお腹を見るのが好きです。
我が家のアベニーたちの柄をまとめた記事もあるので興味がある方はご覧ください。
また、アベニーパファーのボディカラーは水槽の底に敷かれた砂や砂利の色やライトの色によって、黒っぽくなっったり、白っぽくなったりと変化します。
そして、オスとメスでは成長と共に柄にも違いが出てきます。
アベニーパファーの性格
アベニーパファーに限らずフグは、縄張り意識が強く気性が荒い性格です。アベニーパファーは10種以上いる淡水フグの中で温和な方ですが、他の熱帯魚に比べれば非常に気性は激しいです。
アベニーパファーに限らず、フグには歯があるので他の子に噛みついたり、他の熱帯魚の尾びれをかじったりします。飼育中ケンカと生傷が絶えないので飼い主としてはハラハラします。
↑こんな感じで思い切り噛みつきます。噛まれた傷口から病気になるので注意が必要です。
なお、フグの種類によっては歯が伸びた際に飼い主が歯をカットしないといけない場合がありますが、アベニーパファーは飼い主が歯を切る必要はありません。
アベニーパファーの魅力と欠点
アベニーパファーは、語りつくせないほどの「魅力」と気性が荒いが故の「欠点」があります。
単にかわいかったからと言う理由で飼育を始めるとあとあと後悔することもあるので、事前に魅力も欠点も知ったうえでお迎えしてあげてくださいね。
魅力と欠点はここで語りだすと長くなるので下の記事を合わせてご覧ください。
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アベニーパファーの寿命は?
アベニーパファーの寿命は約3年です。
熱帯魚の寿命は種類によってさまざまですがだいたい1年~10年です。小型の熱帯魚に絞るとだいたい1~3年なので、小型のアベニーパファーは熱帯魚の中で平均的な寿命と言えますね。
生き物を飼育する際には、寿命はやはり飼うか飼わないかの大事な判断基準になると思います。命ある生き物なので飼い始めたら途中で投げ出すことはできません。3年であれば長すぎず短か過ぎずで、とても良いお付き合いの期間だと思います。
ちなみに、アベニーパファーは飼育初期に拒食症で天に召されることが多く、縄張り争いから傷ができ病気にもなりやすいです。病気になると体が小さく治療しても復活が難しく、3年の寿命を全うできないことも多くあります。
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アベニーパファーの値段は?
アベニーパファーの販売価格は、だいたい1匹あたり300~500円くらいですね。
熱帯魚の中には1匹で2,000円以上する子もいますし、淡水フグでも高額になれば万単位になるので、アベニーパファーはお手頃価格の内に入りますね。
複数匹購入すると1匹あたりのお値段はお安くなりますが、アベニーパファーは縄張り意識が強いので水槽サイズに対して飼育する数を調整する必要があります。
1匹あたりの縄張りを広くとるか、逆に過密にして喧嘩していられない状況を作り出すかのどちらかになります。
絶対NGとされるのは水槽内に2匹だけで飼育することです。必ずどちらかが弱くていじめられることになりやすいからです。
とはいえ、性格は個体によってさまざまで運よく全員が穏やかであれば、喧嘩が少なくなりますが、ボスになる子の気性が荒いと全体的にけんかっ早い状況になります。
2年間飼育してみて思うのは、喧嘩のタイミングにはムラがあり、しばらくおとなしく仲良くしていたかと思えば、急にバトルが続いたりで、人間からはちょっと理由が分からないですね。
アベニーパファーの性格も他の子との相性も飼育してみないと何とも言えません。
水槽サイズと飼育数は後ほどまた解説します。
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アベニーパファーのオスとメスの違いは?見分け方は?
アベニーパファーは成長するとオスとメスが見分けられるようになります。
アベニーパファーの幼少期はみんなメスの姿をしていて、ある時オススイッチが入った子がオスになります。
オスの特徴 | 1.目の横にメタリックな白いラインができる(縦線) 2.お腹に婚姻線と呼ばれる線が1本出る 3.お腹から尾びれにかけての模様が1本のつながった線になる(個体差あり) |
---|---|
メスの特徴 | オスの特徴がない子 |
オスメスの詳しい識別方法はこちらの記事をご覧ください。画像入りで詳しく解説しています。
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アベニーパファーのエサは?何を食べるの?
アベニーパファーは肉食なので、普通の熱帯魚用の餌は食べません。
肉食と言っても魚を食べるわけではなく、赤虫、イトメ、スネール(貝)、ブラインシュリンプなどの生餌(いきえ:生きたエサ)か、これらの冷凍ものを食べます。
人工飼料も食べますが、現在はアベニーパファーの食いつきが1番よかった人口餌が廃盤になってしまい、これが1番食いつく!といった人工飼料がない状態です。
エサについて↓こちらの記事をご覧ください。廃盤品が何だったのかもこの記事でわかります。
なお、事前に知っておかなければいけないのは、アベニーパファーはグルメで偏食と言うことです。
気に入らないエサはどんなにお腹がすいても食べない猛者もいます。エサが合わないことから拒食症にもなってしまうので、事前に2種以上の餌を用意しておくことがおすすめです。
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アベニーパファーに必要な飼育環境と飼育難易度は?
飼育環境:水温・水質・Ph
飼育環境は文献によって違いがあるので目安としてください。
水槽サイズ | 30~60cm |
---|---|
水温 | 24〜28度 |
水質 | 弱酸性〜中性 |
Ph | 6.0~7.5 |
水温は、アベニーパファーに限らず熱帯魚がかかる病気「白点病(はくてんびょう)」を予防するために27~28度になるようヒーターを年中入れておくのがおすすめです。
アベニーパファー水槽の水温とPh(ペーハー)に関しては、生息地であるバンパ川の情報を見つけたのでこちらも参考にしてみてください。
アベニーパファーの生息しているパンバ川は水温が23–28.5℃、pHは6.08–8.22で6.5–7.5が正常値と考えられるようです。
(引用元:市立しものせき水族館 海響館の記事より)
なお、我が家では水温27~28度、Ph6.0で飼育しています。
Phはテトラ社さんの「水質検査試験紙 テトラテスト6in1(淡水用)」で測っているので目安になります。
飼育難易度
飼育難易度は何を基準にするかによって変わってくるのですが、同じ淡水フグと比べた場合とその他の熱帯魚(淡水)と比べた場合での難易度をお伝えしますね。
飼育難易度は「手間がかかる度合」としてとらえてください。
1.他の淡水フグと比較した場合の飼育難易度
同じ淡水フグと比べた場合、次のような理由で飼育の難易度は低いです。
- 生きた金魚やメダカなどを与える必要がなく、冷凍の赤虫や人工飼料も食べてくれる
- 飼育水さえきれいにしておけば、喧嘩による傷ができても病気になる率は低い
- 成長しても最大3㎝なので水槽を買い替える必要がない
2.他の熱帯魚(淡水)と比較した場合の飼育難易度
他の熱帯魚と比べた場合、次のような理由で飼育の難易度は中以上になります。
- 肉食(冷凍赤虫など)なので水質が悪化しやすく水替えやコケ掃除などのメンテナンスの頻度が高い
- 縄張り意識が激しくかみついたりするので常に観察して病気の早期発見が必要
- エサの好みがうるさく偏食なので餌選びで時間がかかることがある
- ストレスをためやすいのでお迎え初期に拒食症で天に召されやすい
グッピーやメダカ、金魚の飼育のような気軽さはアベニーパファーにはないですね。
出張が多い、残業が多くて家にあまりいない、家事や育児でアベニーパファーの観察ができない場合、アベニーを長生きさせるのは難しくなりますね。
とはいえ、個性が強く手間がかかる分、可愛さは倍増します!他の熱帯魚にはない愛くるしさがあるのでアベニーパファーが好きなら頑張れます!
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アベニーパファー飼育に必要なものは?初期費用はどれくらい?
最低限必要な基本アイテム
アベニーパファーの飼育に最低限必要なアイテムをざっとあげるとこちらになります。
- 水槽・水槽マット・水槽のフタ(大体セットで販売)
- 水槽台(家具を利用するなら不要)
- ろ過フィルター・フィルター内の中身
- ヒーター
- 水温計
- ライト
- バケツ(水替え用)
- 水質調整剤(カルキ抜き・塩素中和剤)
- ろ過バクテリアの素
- 栄養剤(ビタミンミネラルなど)
- エアレーション用品一式(エアーポンプ・エアチューブ・エアーストーン)
※アベニーパファーの呼吸のためというよりバクテリアを増やすために必要 - エサ
- 電源タップ
飼育の初期に買い揃えるアイテムと、徐々に増やしていくアイテムなどを詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。
初期費用の目安
アベニーパファー飼育にかかる初期費用は5匹飼育すると考えて最低でもだいたい20,000円はしますね。
オールインワン水槽(ライトやフィルターなどが1個にまとまった小型の水槽)でいくらかかるか試算した記事があるので予算が気になる方は↓こちらをご覧ください。
その他のアイテム
その他には「水草」や水槽の底に敷く「底砂」、水替えやお掃除のときの便利アイテム、水槽内のインテリアなどを好みに合わせて用意します。
アベニーパファー水槽にお勧めの水草は↓こちらの記事にまとめています。
水槽内のおすすめインテリアは↓こちらの記事にまとめています。
我が家で愛用しているグッズや過去に使ったアイテムなども今後、別の記事で紹介していきますね。ある程度まとまったらここにリンクを貼ります。
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アベニーパファーは混泳できる?タンクメイト選びの基準は?
アベニーパファーは気性が荒く1匹1匹の個性が強いので、混泳は「相手を選べばできなくはない」と言うのが1番正しい回答になります。
動きが遅かったり、ヒレがひらひらしている熱帯魚だとかじられる可能性が大いにあります。ただ、これもお迎えしたアベニーパファーの性格次第なので100%とは言えません。
混泳の可否に関しては詳細を↓こちらの記事にまとめているのでご覧ください。
我が家のアベニーパファーと実際に混泳させた結果は↓こちらで紹介しています。
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アベニーパファーは小型水槽と大きめの水槽どちらで飼うのがいいの?
小型と大型水槽どちらがおすすめか
近年25cmや30㎝の小型水槽が増えたので、アベニーパファーを小型水槽で飼育している方も多いですが、実は小型水槽は玄人むけで初心者にはおすすめではないのです。
水槽が小さい程、水槽内のお水の温度や水質を一定に保つのが難しいのです。
また、水槽が小さいと水が蒸発するのも早く、ライトが水槽全体によく当たるのでコケも生えやすくなります。
エサを必要量だけ与えたり、毎日こまめに掃除するなど細やかなメンテナンスができる方なら小型水槽でもいいですが、ずぼらさんは大きめの水槽の方が楽です。
我が家でも45cm水槽、60㎝水槽、25cm水槽の3タイプでアベニーパファーを飼育してみましたが、60㎝が一番メンテナンスがラクチンです!
お家でスペースがとれるなら60㎝水槽で飼育するのをお勧めします。
水槽サイズとアベニーパファーの飼育数
水槽サイズとアベニーパファーの推奨飼育数は諸説あります。
専門知識はないけど実際にアベニーパファーを飼育している素人の飼育者さんの意見とアクアリウムメーカー担当者の意見、熱帯魚専門の学校で学んでショップオーナーをしているような方の意見とでも相違があったりします。(私が飼育時に色々聞いた結果)
ただ、セオリーとして絶対NGとされているのは1つの水槽で2匹飼育することです。
理由は必ず力関係の差が出て片方がいじめられるからと言うものになります。
とはいえ、これもアベニーパファー達の性格によります。小型水槽で2匹飼育でもうまくいくことは多々あります。
今まで40匹以上のアベニーファーを飼育していますが、本当に1匹1匹性格が全く違って、「噛みつき癖の強い子」や「キレ散らかす気性の激しい子」がいるときはどんなにスペースの余裕を持たせても他の子への攻撃がやみません。そんな時は、過密飼育にしてしまう方が喧嘩する率が減っていったりします。
また、お迎え当初は1㎝~1.5㎝と小さくうまくいっていても、成長と共に同じサイズで同じ飼育数でもバトルが激しくなるなど情勢は変化していきます。
はじめは少なめに飼育して、状況によって過密にするか水槽を分けるかなどして調整していく必要があります。
アベニーパファーと飼育数に関してはもう少し調査して後日詳しく記事にします。
既に飼育していて縄張り争いが激化してどうしようもない時は↓こちらの記事を参考にしてください。
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アベニーパファーの飼育を始める前に必要な準備は?
アベニーパファーを飼う決心をしたら、アベニーファーを購入する前に「水槽の立ち上げ」と呼ばれる、アベニーたちが暮らすお水を作る作業をする必要があります。
水槽とアベニーパファーを同じ日に買ってはいけないんです。
アベニーファーの飼育をスタートさせるには次の5STEPを踏む必要があるのです。
STEP1:水槽を置くスペースを確保する
STEP2:水槽立ち上げに必要なアイテムを購入
STEP3:水槽の立ち上げをする
STEP4:アベニーパファーの購入
立ち上げから最低でも1~2週間後、可能なら1が月後
STEP5:水合わせ
アベニーパファー購入当日
こちらの5ステップの詳細は↓こちらの記事にまとめています。
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アベニーパファー選びのポイントは?
アベニーパファーはお迎え初期に天に召される率が高いです。
なので、お迎えするときにできるだけ健康な子、飼育スタート後に飼育しやすい子を選ぶ必要があります。
アベニーパファーの選ぶポイントは↓こちらの記事にまとめています。
アベニーパファーの飼育は何をすればいいの?
アベニーパファーの飼育がスタートしたら基本的には次の5つを飼い主としてせっせと楽しみながらやっていきます。
- 1日2回のエサやり(残ったエサの処理含む)
- 1週間に1回水槽の1/3の水替え(小型水槽なら2~3日に1回)
- 1~3か月に1回フィルター掃除(小型のフィルターなら2週間に1回)
- 日々観察し、病気になったら治療
- 産卵したら稚魚の飼育
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アベニーパファーの繁殖は簡単?繁殖方法や稚魚の飼育方法は?
アベニーパファーは水槽内にオスとメスがいれば基本的に産卵します。
卵の採取をして産卵箱で飼育すれば2世を育てることも可能です。
繁殖、産卵、採卵については↓こちらの記事をご覧ください。
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アベニーパファーの病気は?
アベニーパファーを飼育しているとさまざまな病気にかかることがもちろんあります。
あげればきりがないですが、アベニーパファーがかかる病気は主に次の9種です。
- 拒食症
- 水カビ病(別名:ワタカブリ病)
- 転覆病(別名:浮袋障害)
- 卵づまり(別名:過抱卵)
- 内蔵疾患(肥満)
- エロモナス感染症(別名:エロモナス病)
→含まれる病気:腹水病、穴あき病、赤斑病、眼球突出症(ポップアイ)
※アベニーパファーはウロコがないのでエロモナス病のうち立鱗病、松傘病は対象外 - カラムナリス感染症(別名:カラムナリス病)
→含まれる病気:尾ぐされ病・ヒレ腐れ病・口ぐされ病・皮膚のカラムナリス病 - 白点病(別名:イクチオフチリウス症)
- 便秘(別名:糞詰まり)
アベニーパファーか体が小さいので、病気にかかると回復する率は低いと思っておいた方がいいです。水質を安定させて病気を予防し、日々観察して早期発見することが何より重要です。
病気になってから薬を用意していては遅いので事前に治療薬を持っておくこともポイントです。
事前に用意したい治療薬を含め、病気の基本情報と予防方法、治療方法は↓の記事にまとめています。
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アベニーパファーが天に召されたらどうしたらいいの?
悲しいですが、アベニーパファーの飼育を始めれば必ずお別れする日がやってきます。
特に飼育はじめは多くのアベニーパファーは天に召されることが多いです。
万が一アベニーパファーが天に召されてしまったら、土に埋めたりトイレに流したりしてはいけません!
熱帯魚とのお別れにはそれなりのルール(お作法)があるのです。
実際の処理方法については↓こちらの記事をご覧ください。
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万が一途中で飼えなくなったらどうしたらいいの?
本当はあってはならないのですが、途中でどうしても飼えなくなった場合には次のような手があります。
- アベニーパファーを飼いたい友人・知人にあげる
- 飼育できなくなった熱帯魚を引き取ってくれるショップに持っていく
ショップはサイトに引き取りのことは書いてない場合もあるので、近所のショップに問い合わせてみるのがいいですね。
ちなみに東京中野区(最寄り駅:丸の内線 中野坂上)にある「アクアランドまっかちん」さんでは、買取をされています。サイトにあるコメントを掲載しておきますね。
熱帯魚関連商品のエコリサイクル ブリーダーの方から熱帯魚買い取り
まだ使用できる水槽やろ過器、照明器具などがございましたら、是非まっかちんまでお持ちください。 しっかり査定をさせて頂き買い取らせて頂きます。 シュリンプやプレコ、グッピーなど、熱帯魚のブリーダーの方からも、生体の買取を行っております。 また、飼えなくなってしまった熱帯魚に関しても、 買い取らせて頂ける場合がございます。お困りの際はご相談ください。 まっかちんでは、古物商の免許を取得し、熱帯魚関連商品の環境に ちょっとやさしいエコリサイクルを行っております。
引用元:アクアランドまっかちんサイト
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アベニーパファー飼育者としての心構えは?
アベニーパファーをこれから飼育するのであれば、「飼育後に思ってたのとは違う!」とならないように事前にできる限りの情報は集めましょう。
とはいえ、いくら調べても不安は消え去りません。飼いたい!と言う気持ちを大切にトライしてみましょう!
「案ずるより産むがやすし」というように事前に心配しているより実際に飼育は簡単なこともあれば、実際に飼育してみたら調べたことにはなかったトラブルが発生したりして、ふたを開けてみないと分からなません。
飼育スタートした方は、アベニーパファーの喧嘩がやまないとき、病気になったとき、天に召されたときなどに、大きなメンタルダメージを受けます。
私も飼育初期はかなりダメージを受けておちこんだものです。
飼育の先輩としていえるのは、「自分を責めすぎない」「どんなに世話を丁寧にしても生き物には自然淘汰されるものがいると知る」がポイントです。
詳しくは↓こちらの記事にまとめているのでご覧ください。
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終わりに
アベニーパファーについて知りたかったことを知ることはできたでしょうか。
今後もサイト内のきじが増えたときには加筆していきたいと思っています。
アベニーパファーについての情報収集中、実際に飼育中の方はぜひブックマークをしてこの記事を活用いただければと思います。
では、素敵なコフグライフを!
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